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CRDSが着目する研究開発の潮流2026(—The Beyond Disciplines Collection—)

エグゼクティブサマリー

JST研究開発戦略センター(CRDS)は、国内外の社会や科学技術イノベーションの動向およびそれらに関する政策動向を把握・俯瞰・分析することにより、科学技術イノベーション政策や研究開発戦略を提言し、その実現に向けた取り組みを行っている。

本報告書は、その活動で見えてきた研究開発の動向の中から、2026年3月時点までの状況から注目すべき項目を抽出したものである。取り上げたトピックには、ここ数年で急速にスポットライトが当たってきたトレンドもあれば、10年程前からCRDSが注目してきた動向がより重要性を増しているものもある。

どんな研究テーマにどんなブレークスルーがあり、それによってどう世界が変わろうとしているのか。研究開発を駆動する社会からの要請にはどんな変化が見て取れるのか。個々の詳細は研究開発の俯瞰報告書や戦略プロポーザルなど当センターの各発行物を参照いただくこととし、本報告書では、今日の研究開発の大局的な変化を「潮流」として捉え、そのラフスケッチを描くことを意図した(図1)。


図1 CRDSの活動と本報告書の位置づけ

本報告書全体の構成は、主にCRDSが2024年3月から2026年3月までに発行した報告書等をもとに、取り上げているトピックを分解して知見・情報レベルで分節化し、その後、それらを関連するものごとにまとめ、定性的なクラスタリングを実施した。

第1章で全体構成の説明を、第2章では「イノベーションを生み出すエコシステムの変容」、第3章では「研究の開放性と安全性の一体的推進」、第4章では「エコシステムと共創する科学技術」、第5章では「地球環境・資源制約への対応」、第6章では「ヘルス・Well-beingの最大化」、第7章では「先端科学基盤の進展と産業競争力」、第8章では「デジタル社会・人工知能(AI)社会への移行」を、それぞれ紹介する(図2)。


図2 本報告書の全体像

※本報告書の参考文献としてインターネット上の情報が掲載されている場合、当該情報はURLに併記された日付または本報告書の発行年月の1ヶ月前に入手しているものです。