実施機関の取組紹介

実施機関ID 111139
実施機関名 京都産業大学附属高等学校 生物部
テーマ 都市におけるセミの羽化変動と分布、生活史

京都産業大学附属高等学校生物部

活動概要
1997年から始まった鴨川右岸の定点セミ殻調査15〜17年目を実施します。近畿各地、九州・沖縄方面・東海から関東にかけてセミ殻調査を実施します。幼虫掘りや飼育実験を通じて、セミ幼虫の各齢の特徴、大きさ、体重を記録します。

初年度の取組内容
1995年の産卵枝を用いた飼育実験より、今年アブラゼミ、クマゼミがともに羽化をする予定です。クマゼミの生活史6年を最終的に確認します。前脚の附節がいつ開くかなど、羽化の前後の秘密を探ります。また、2010年の産卵枝を用いた孵化の観察と飼育実験をスタートさせます。近畿地方北部(大江山・天橋立)〜南部(和歌山県串本・潮岬)での調査合宿を実施し、クマゼミが都市生態系に適応した種であることを解明します。
毎朝早朝に行う鴨川右岸の定点調査は7月1日からスタートしています。過去14年間で、最初の羽化は7月6日〜14日の間にあります。今年は7月8日現在羽化していません。

活動目標
長年の定点調査に基づき、京都市におけるセミの羽化変動の実態とその法則性を解明します。また、全国各地でのセミ殻調査を通じて、セミの分布や種構成が温度条件のみできまるのではなく、樹種・植生に大きく影響を受けることを確かめます。長年、様々にいわれてきたセミの生活史を、科学的な飼育実験に基づいて解明します。

◆第55回全国学芸サイエンスコンクール特別賞受賞!◆

日本科学技術振興財団理事長賞を受賞しました。

研究テーマ:「継続的幼虫観察により解明したクマゼミ生活史」

第55回全国学芸サイエンスコンクール


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