国立研究開発法人 科学技術振興機構 次世代人材育成事業

国立研究開発法人 科学技術振興機構

修了生の活躍

修了生からのメッセージ

ジュニアドクター育成塾で何を学ぶか京都大学工学部 浅川 透真さん (びわ湖トラスト 2期生)

ジュニアドクター育成塾で何を学ぶかは、一人ひとりに委ねられている。講義では琵琶湖や自然環境について学ぶ機会が多いが、それに限らず、自らの興味に基づいて自由に研究テーマを設定できる点が大きな特徴である。私自身は、微生物の器官であるべん毛モーターの応用という、エ学寄りのテーマに取り組んでいた。このように、自分が本当に面白いと感じることに挑戦できる環境が整っていることこそが、ジュニアドクター育成塾の魅力であり、大きな価値であると感じている。

また、学びは研究内容そのものにとどまらない。研究の進め方や考え方に加え、人前で発表する力も大きく成長させることができる。私はもともと人前で話すことが得意ではなかったが、研究成果発表会などで発表を重ねる中で、強い緊張を感じながらも、自分の成果を伝えることの楽しさや達成感を実感できるようになった。 これは今振り返っても、非常に大きな経験であったと感じている。

現在私は、大学で工学を学ぶための基礎として、数学や物理学、英語、実験手法やレポート作成などを学んでいるが、その多くがジュニアドクター育成塾での経験とつながっていると実感している。ここで培った 「自ら問いを立て、考え、伝えるカ」は、その後の学びの土台となるものである。ジュニアドクター育成塾 とは、知識を得る場であると同時に、自分自身の可能性を広げる場でもある。後輩の皆さんには、この環境を最大限に活かし、自らの興味に正直に向き合いながら、主体的に学び続けてほしい。