国際科学技術コンテスト

科学オリンピックだより 2017 Vol.18

大会出場を通して出会った人とのつながりが財産になる

説明会の後半は、2017年度の日本代表生徒が各国で行われた国際科学オリンピックの様子を報告しました。

国際物理オリンピックインドネシア大会には5名の代表選手が参加し、金メダル2個、銀メダル3個獲得という結果を残しました。 渡邉明大さん(東大寺学園高等学校3年)は、金メダル受賞とともに、日本人初となる「Absolute Winner」(総合最高得点)、および「Experimental Winner」(実験問題最高得点)の表彰を受けました。 渡邉さんは、「知識は家にいても得られるが、人脈は家では得られない。国際大会に出ることで、人脈がどんどん広がった。国際物理オリンピックへの出場はそういった点で一線を画している」と自身の経験を振り返りました。

国際物理オリンピック代表 渡邊明大さん

 国際情報オリンピックイラン大会に出場した4名の代表選手は、金メダル3個と銀メダル1個を獲得し、国別順位で1位という好成績を収めました。 川﨑理玖さん(筑波大学附属駒場高等学校3年)は、「海外の選手から『日本大会を楽しみにしている』と声をかけてもらった。代表として参加できるのは今年が最後だが、来年の日本大会の成功に向けてお手伝いできればと思っている」と日本大会への期待を示しました。

国際情報オリンピック代表 川﨑理玖さん

 当日は、国際大会に参加中の国際地理オリンピックの代表生徒たち、および大会直前の最終合宿中の国際地学オリンピックの代表生徒4名からも、それぞれに動画メッセージが届きました。

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