世界のトップ高校生たちと交流し、切磋琢磨
説明会の後半は、2017年度の日本代表生徒が各国で行われた国際科学オリンピックの様子を報告しました。
ブラジルのリオで開催された国際数学オリンピックには、111の国と地域から615名の選手が参加。金メダルを獲得した髙谷悠太さん(開成高等学校3年)は「ブラジルの街を自由に楽しむことができた。 全員の試験結果も良く、国別順位で第6位という好成績を残すことができた」と大会を振り返りました。髙谷さんは国際数学オリンピックの他にも国際情報オリンピックで金メダルを獲得し、両大会で世界1位となる輝かしい成績を収めました。
タイのナコーンパトムで開催された国際化学オリンピックからは銀メダルを受賞した柳生健成さん(愛知県立岡崎高等学校3年)が出席。 「化学の勉強は楽しいが、学校との両立が大変だった。今回の大会に参加できたのは、お世話になった先生方、OBのみなさんによるサポートのおかげです」と感謝の意を述べました。
国際生物学オリンピックイギリス大会に参加した江口彩花さん(桜蔭高等学校2年)は、 「大会に出場し、生物学への興味がさらに深まった。生物が好きな人たちが集まる場に行けたこと、すごい選手たちに出会えたことでやる気が高まりました」と語りました。