拠点
「革新材料」、「革新製造プロセス・製造装置」の開発及びその社会実装
プロジェクトリーダー
- 池端 正一
大和ハウス工業(株)
フロンティア技術研究室
室長
研究リーダー
- 鵜澤 潔
金沢工業大学
革新複合材料研究開発センター
所長・教授
目指すべき将来の姿
拠点概要
本拠点では、安全・安心で、長期間に亘って価値を失わない数世紀社会の具現化を図るため、「革新素材」と「革新製造プロセス」の融合により、従来の鉄やコンクリートに代わる、軽量・高強度で長寿命、低コストかつ加工し易く大量生産可能な「革新構造材料」を開発し、次世代インフラシステムとして社会実装することにより、社会コストの低減と新たな価値の創造を目指します。さらにバイオマスの利用技術により環境負荷の低減や原料コストの低減も実現していきます。
研究開発テーマ
- 1.共通部材成形技術(大型平板、長尺構造材)
- 「含浸成形技術」、「プレス成形技術」、「二次加工技術」の3つのサブテーマによりインフラ構造物の共通部材となる大型平板と長尺構造材の革新的な超高速・大型・連続成形技術を研究開発し、高生産性と低コスト製造の両立を実現します。
- 2. 基盤技術
- 革新的なバイオ・ナノ技術と評価技術により、高い機能性と環境性能を有する素材の開発とその実用化に関する研究開発に取組みます。
- 3. アプリケーション(タスクチーム)
- 具体化された「住宅部材(パネル)」、「テンションロッド(耐震補強)」、「橋梁部材(PC緊張材)」、「大型パネル(風カブレード)」、「大型パネル(硬翼帆)、「グランドアンカー」の6つのアプリケーションタスクチームを起ち上げ、技術横断型の連携チームを構成し、社会実装の早期実現を図ります。