拠点
プレママ、子育て世代から高齢者まで。
個人に最適な「美味しい食と楽しい運動」で、健康で“笑顔のあふれる”幸せ生活
プロジェクトリーダー

- 吉野 正則
(株)日立製作所
研究開発グループ
シニアプロジェクトマネージャー
研究リーダー

- 玉腰 暁子
北海道大学大学院
医学研究院
教授
目指すべき将来の姿
拠点概要
腸内環境、食・漢方、運動の研究から、健康度を測ることができる新しい「健康ものさし」の開発とICTを活用した「セルフヘルスケア」の仕組みをつくり、個人の健康状態に合わせた最適な「美味しい食、楽しい運動」の商品・サービスを提供します。そして、持続的でプレママ・子育て世代から高齢者までが笑顔あふれる「健康コミュニティ」を構築し、私たち一人ひとりが『食と健康の達人』になる社会の実現を目指します。
研究開発テーマ
- 1.セルフヘルスケアプラットフォーム
- 個人の健康状態をリアルタイムに把握し、自立的で継続的な行動変容を楽しく促すしくみを開発し“顔の見えるサービス”をコミュニティで実現します。AI、IoTの応用と、数理的な分析へと発展させていきます。
- 2.健康ものさし
- 腸内環境、脂質、たんぱく質、下肢筋機能、バランス力、睡眠、口腔周囲筋等を指標として健康を測る画期的評価系(健康ものさし)の開発とサービスを実現します。漢方診断の形式知化・客観化を進めるとともに漢方薬の品質保証体制を構築し,身近な疾病予防手段として世界へ発信します。
- 3.美味しい食・楽しい運動
- 「健康ものさし」指標を改善する食素材や食品の開発、ならびに、運動プログラムの開発を行います。
- 4.健康コミュニティ
- 研究開発成果の社会実装を行い、コミュニティやリアルな場づくりを通して、健康経営との連携により、自立型地域包括ケアと地域創生を持続させる仕組みを構築します。
また、母子の健康を出産前から、子育て、子供の成長を便、母乳、血液などを長期にわたってフォローする世界に例を見ないリアルタイムコホート研究を行います。
- 5.事業戦略企画
- Vision策定、社会実装のためのマーケティングやビジネスモデルの研究、オープンソサイエティや健康経営に関する研究・開発・運営を行います。