原子を操り原子で創る究極の表面
~SAHP法 : 「高速・精密・多様・大面積」すべてを兼ね備えた合成技術~
平田 祐樹(東京科学大学)
発明のポイント
CVD法を基軸とする従来型合成技術からのパラダイムシフト:SAHPの革命
原子で操り原子で創る究極の表面創成技術の確立

発明の概要
- ・SAHP (Sputtering- Annealing Hybrid Process):スパッタリングとアニーリングを重畳適用
- ・基板と結晶の格子ミスマッチ低減の静的制御+スパッタ粒子の分解挙動・表面拡散の動的制御



従来技術との比較・優位性
- 1.超高速性
- 従来:1層 ≈ 1時間 ➔ SAHP:1層 ≈ 1分
- 2.高精度制御
- ・成膜時間 ➔ 層数制御
・熱処理条件 ➔ 欠陥修復・結晶成長促進 - 3.材料拡張性
- マルチチャネル化によりグラフェン・hBN・TMDCからなるシームレスな積層を自在に合成可能
- 4.大面積合成
- 5cm×5cm基板への均一合成に成功。世界トップ水準(hBN最大例7cm × 7cm)に迫る


想定される用途
- ◎ 半導体・エレクトロニクス業界:革新的2D材料による従来デバイスの性能向上・低消費電力化
- ◎ バイオ・医療業界:2D膜ナノポアシーケンシング技術によるゲノム解析の超高速化
- ◎ エネルギー・環境業界:大面積2D膜を用いた固体高分子型燃料電池用の高効率PEMの開発
ライセンス可能な特許
発明の名称:六方晶窒化ホウ素層積層方法
国際公開番号:WO2026/048801