テーマ名 |
目標 |
達成状況 |
I CPCを利用した血液・血管の再生研究
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GMP基準対応であるCPCの整備 |
CPCのハ−ド面・ソフト面での整備を終え、GMP準拠の細胞製剤製造法を確立した。 |
効率的で安全な造血幹細胞の対外増幅法への応用 |
造血幹細胞の自己複製を亢進させるペプチト゜を合成した。 |
ヒト造血幹細胞の培養バッグの開発 |
臍帯血CD34陽性細胞の増幅に適した培養バッグを開発した。 |
Ex Vivo増幅臍帯血移植の臨床試験に向けた基礎整備 |
GCPに準拠した臨床プロトコルを作成した。 |
血管内皮前駆細胞移植・下肢血管再生治療 |
CD34陽性細胞による、下肢及び心臓虚血性疾患の血管再生治療の臨床研究を開始した。 |
II ドバミン産生細胞の脳内導入にかかる細胞追跡技術の開発
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PETを用いた細胞追跡法の開発並びにPET・MRIを用いて標的とする機能を反映するPET・MRI造影薬剤の開発 |
実験動物モデルで、レポーター遺伝子発現を検出できることを実証した。PET薬剤としてのF−18標識エストラジオ−ル(FES)の自動合成システムを開発し、FESを用いた臨床検討を開始した。 |
III ES細胞からの内胚葉系細胞の分化誘導技術の確立
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糖尿病の再生治療実用化 |
NeuroD1遺伝子導入により、生体内膵ベータ細胞により近いインスリン再生細胞を誘導できた。
Sphere状で培養できるインスリン再生細胞を作成した。
2層単純浸漬法を臨床応用した膵島移植を行った。
膵官由来膵幹(様)細胞の取得、維持方法を確立した。
新規胚性内胚葉系幹細胞分離精製培養技術を開発した。 |
IV 新規血管構成細胞分化誘導因子を用いた血管再生療法の開発
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DNAマイクロアレイ遺伝子発現デ−タシステムの構築と解析ソフトの作成 |
ES細胞由来血管細胞分化ステージ別遺伝子発現データを取得し、データベース化した。
血管細胞分化過程におけるDNAマイクロアレイデ−タを取得した。
DNAマイクロアレイデ−タ解析用ソフトウェアを作製した。
ヒトES細胞由来血管分化誘導系を確立し、遺伝子発現情報のデータベース化を行った。
データ解析システムのコアとなる網羅的遺伝子発現データベース「ES細胞の分化誘導経路マップ」を開発した。 |