テーマ名 |
目標 |
達成状況 |
I テラバイト級大容量情報ストレージの開発
|
超200Gbit/in2垂直磁気記録メディアを開発する。 |
CoCrPt-SiO2グラニュラー型メディアで面記録密度110Gbit/in2を達成した。 |
磁気力顕微鏡の高分解能化を図り、空間分解能7nmを達成する。 |
交換スプリングを利用した高保磁力高分解能探針を提案し、特許出願を行った。 |
300Gbit/ in2記録用垂直磁気記録ヘッドの開発及び超500Gbit/ in2記録を目指したヘッドの基本技術の開発を行う。 |
Bs2.4TのFeCoAl0軟磁性薄膜を開発し、カスプコイル励磁型単磁極ヘッドに応用してその有効性を確認した。
また、FIBトリム加工により超300Gbit/in2記録に対応するトラック幅80nmを実現した。 |
熱補助磁気記録用精密光学デバイスを開発する。 |
次世代DVDに応用可能な液晶を用いた光学素子を開発し、企業との実用化研究を開始した。 |
高密度磁気記録評価装置の精密位置決め機構と制御系の開発を行う。 |
共振周波数5kHz、最大変位量10μmのナノモーション・アクチュエータを開発し、製品化した。 |
II 地域医療情報データベースの活用技術の開発
|
脳画像診断支援システムのプロトタイプシステムを構築し、脳ドックへ適用する。 |
脳画像診断支援システムと、それを基にした脳ドック向けCADシステムを構築した。
また、スマート・ストレージ(Brain Chip)評価ボードの試作を行った。 |
地域医療情報を活用した健康管理システムを開発する。 |
地域・職域にある健康管理データベースを個人がWeb上で利用できるシステム(指ネット)を開発し、県職員および3地域の健診受診者へのサービスを開始した。 |
III 多重脳機能情報の検出
|
高偏極キセノン生成・吸入装置の開発を行う。 |
臨床で必要となる偏極キセノンガスの連続性製法式を開発し、特許出願を行った。 |
高偏極キセノンMRIによる多重脳機能計測技術を開発し、臨床測定法として医療保険診療申請を行う。 |
ヒト脳の賦活測定に成功した。
また、ラットを用いた高偏極キセノン信号測定を可能にする動物実験システムを確立した。 |