交流計画・実績詳細
若手人材交流コース
2024年度
ビッグファシリティとマテリアルズインフォマティクスで創出する循環型蓄エネルギー材料
- 日本側機関
- 理化学研究所
- 実施主担当者
- 渡邊 功雄(仁科加速器科学研究センター 核構造研究部専任研究員)
- ASEAN側機関
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マレーシア
マレーシア国民大学、マレーシア科学大学 - 招へい/派遣参加者人数
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【招へい】 マレーシア10名 【派遣】 マレーシア5名
交流計画の概要
マレーシアでは、特産品であるパームなどから大量に産出される農業廃棄物をリサイクルする循環型蓄エネルギー材料開発への取り組みが重視されている。本計画では、我が国の誇るビッグファシリティ(大型加速器施設やスーパーコンピュータ施設)とマレーシア側が得意とするマテリアルズインフォマティクス(第一原理計算・機械学習・分子動力学計算)を融合し、マレーシアの地産資源を活用した循環型蓄エネルギー材料の創出へ向けた開発研究を行い、ビッグファシリティの活用技術とマテリアルズインフォマティクスの知識を共有する世界でもユニークな若手研究者集団を実現する。これにより持続的かつ重層的な国際共同研究へと本計画を昇華させ、相互補完的にマレーシアのグリーンテクノロジーを発展させる国際連携体制の地盤強化と、優秀な人材の相互派遣による頭脳循環を実現する。そして、希少資源に依存しない循環型蓄エネルギー材料のマレーシア社会への持続的供給を実現する。
Webサイト
実施報告
実施後に掲載予定