交流計画・実績詳細
若手人材交流コース
2024年度
Green Tribology を志向したメタマテリアル表面による摩耗制御
- 日本側機関
- 長岡技術科学大学
- 実施主担当者
- 大塚 雄市(システム安全系 准教授)
- ASEAN側機関
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マレーシア
マレーシア国民大学 - 招へい/派遣参加者人数
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【招へい】 マレーシア3名 【派遣】 マレーシア1名
交流計画の概要
Green technology を達成するための一分野として、潤滑・摩擦・摩耗特性の環境負荷を低減するGreen Tribologyが活発に検討されている。一方で、固体潤滑剤が摩耗した後は基材のみの多孔質体となるため、その多孔質構造の摩擦・摩耗特性が耐久性を規定する重要な因子となる。Green Tribologyを達成するため、さくらサイエンスプログラムなどで蓄積した共同研究基盤をさらに拡充し、複雑なパターンを有するメタマテリアル構造の摩擦摩耗特性を明らかにする。そして、トポロジー最適化技術を組み合わせることで、固体潤滑剤の使用を低減しつつ、摩耗特性を最適化した構造を得ることを目指す。具体的には、積層造形技術を活用してメタマテリアル表面を作成し、摩擦摩耗特性評価及び表面の詳細分析を実施する。さらに、相互の交流により、複雑なパターンを機械学習モデルにより最適化するための技術基盤を構築する。
Webサイト
実施報告
実施後に掲載予定