商品名 | : |
UVカットフィルム"T1-L403A" (一部に技術を活用) |
商品概要 | : |
ポリエチレンフィルムに紫外線吸収機能を付与しようとする場合、通常、有機系紫外線吸収剤および無機系紫外線吸収剤を添加したものにわけられます。弊社では有機系紫外線防止剤を添加したフィルムを特定ユーザーに供給していますが、有機系の添加剤はブリードアウトによる接着阻害や粉吹きによる加工機への汚染等が懸念され、ドライラミネート用としては扱えず、使用条件や用途にも数々の制限がありました。今回、それらの問題を解決するため、無機系添加剤を利用した紫外線防止フィルムを試作しました。これにより、ブリードアウトによる接着阻害は無く、また、ドライラミネート用としてコロナ放電処理付のフィルムも供給可能となります。 |
基になった研究シーズ | : |
表面張力の高い、経時変化(退行)の少ない表面改善法 |
研究者 | : |
山本雄三(群馬大学工学部 助教授)、上原浩樹(群馬大学工学部 助手) |
基になったRSP活動 | : |
「水性インキ接着剤対応の表面改質包装資材開発」(可能性試験H12-02) |
企業 | : |
タマポリ株式会社 加工研究所 |
販売実績 | : |
(「ドライラミネート用コロナ放電処理付き」の販売量は確認困難。) |