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地域研究開発促進拠点支援(RSP)事業
(研究成果育成型)

平成17年度終了地域事後評価報告書

平成18年6月
科学技術振興機構 地域振興事業評価委員会

5.活動実績(各地域より提出された事業終了報告書をもとに事務局作成)

 

(2)地域ごとの活動実績

2 諸事業に展開した例

群馬県

(1)文部科学省関係
事業名 研究成果最適移転事業成果育成プログラム(独創モデル化)
事業主体 独立行政法人科学技術振興機構
予算規模 20,000千円
事業期間 平成14年度
基になった研究シーズ 二枚の不透水シートの間に格子状のシート(格子網)を挟み、格子網の上下面を上下のシートに接着し、この格子網の中に高分子吸収体を充填することを特徴とする遮水シート。
研究者 長屋幸助(群馬大学工学部 教授)
基になったRSP活動 「デントライトとゴムシートを用いた無漏水廃棄物処分場の開発」
(可能性試験H12-10)

事業名 特許化支援
事業主体 独立行政法人科学技術振興機構
予算規模
事業期間 平成14年度
基になった研究シーズ 野性型のCa2+結合型ミオシンと実質的に同一の機能を有する組み換えミオシンの提供。
研究者 小濱一弘(群馬大学医学部 教授)、中村彰男(群馬大学医学部)
基になったRSP活動 「肉の素・ミオシン植物の開発」(育成試験H15-01)
育成試験実施(情報公開)に先立つ出願

事業名 地域結集型共同研究事業
事業主体 独立行政法人科学技術振興機構
予算規模 24億円(5年間)
事業期間 平成17~22年度
基になった研究シーズ 1 安価な有機質原料を利用しての高効率な低温接触ガス化、ガス化残渣から付加価値の高い機能性微粒子新材料を回収するシステム
2 アンモニア回収工程において、糞尿を含有する畜産廃棄物の窒素成分を十分にアンモニアに変換して悪臭の原因となるアンモニアを十分に除去すると同時にリン成分を除去することが可能な処理方法
研究者 1 宝田恭之(群馬大学工学部 教授)
2 星野幹雄(理化学研究所→株式会社REC 専務取締役)
基になったRSP活動 1 「イオン交換作用を用いた微粒子合成法の開発」(育成試験H14-05)
2 「凝集剤による畜産有機廃棄物の浄化技術開発」(育成試験H15-09)

事業名 都市エリア産学官連携促進事業(桐生・太田エリア)
事業主体 文部科学省
予算規模 277,500千円
事業期間 平成14年度~16年度
基になった研究シーズ ナノメートルサイズの量産化加工技術
研究者 早乙女康典(群馬大学工学部 助教授)
基になったRSP活動 「金属ガラスの超塑性形成加工によるマイクロギャードモーターの開発」(育成試験H13-03)

事業名 私立大学学術研究高度化推進事業 産学連携研究推進事業
事業主体 文部科学省
予算規模 46,000千円
事業期間 平成15年度~19年度
基になった研究シーズ 植物バイオプロダクトを利用したエコレメディエーション技術の開発、
ヒマラヤヤマボウシ培養不定根由来粗酵素の芳香族化合物分解
研究者 下村講一郎(東洋大学生命科学研究科 教授)と植物機能制御研究チーム
基になったRSP活動 1 「植物バイオプロダクトを利用したエコレメディエーション技術の開発」(育成試験H13-05)
2 「ヒマラヤヤマボウシ培養不定根由来粗酵素の芳香族化合物分解」(育成試験H14-10)
3 「食の安全を指向した農作物の生育モニタリング 」(育成試験H15-03)

事業名 科学研究費補助金 基礎研究(C)
事業主体 文部科学省
予算規模 3,500千円
事業期間 平成16~17年
基になった研究シーズ フラーレンを含むカテナン、ロタキシン等のインターロック化合物の合成
研究者 西村淳(群馬大学 教授)、中村 洋介(群馬大学 助手)
基になったRSP活動 「官能基ナノチューブ」(育成試験H14-04)

事業名 特別研究経費・連携融合事業
事業主体 文部科学省
予算規模 26,000千円
事業期間 平成17~21年
基になった研究シーズ sicセラミックスマイクロチューブの研究開発
研究者 1 平塚浩士(群馬大学工学部 教授)
2 杉本雅樹(日本原子力研究開発機構 グループリーダー)
3 植松 豊(群馬産業技術センター 所長)
基になったRSP活動 群馬県RSP事業 新素材領域分科会活動
「sicセラミックスマイクロチューブの研究開発」(育成試験H16-06)

事業名 科学研究費補助金 基礎研究(B)
事業主体 文部科学省
予算規模 14,000千円
事業期間 平成17~19年
基になった研究シーズ 高機能分析チップの開発研究
研究者 角田欣一(群馬大学工学部 教授)
基になったRSP活動 「高機能分析チップの開発研究」(育成試験H16-14)

事業名 科学研究費補助金 基礎研究(C)
事業主体 文部科学省
予算規模 1,900千円
事業期間 平成17年度
基になった研究シーズ キャピラリー電気泳動法の新展開
キャピラリー電気泳動装置とICP質量分析装置の新しいインターフェースの開発技術
研究者 角田欣一(群馬大学工学部 教授)(研究分担者)
基になったRSP活動 「高機能分析チップの開発研究」(育成試験H16-14)

(2)経済産業省関係
事業名 即効型地域新生コンソーシアム
事業主体 関東経済産業局
予算規模 61,163千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 生物・電気化学処理技術、廃水処理周辺技術、高効率化汚泥炭化技術
研究者 尾崎益雄(前橋工科大学 教授)
基になったRSP活動 「有機物汚濁排水の高度処理とそれに伴う富栄養原因物質除去プロセスの解明」(可能性試験H10-06)

事業名 即効型地域新生コンソーシアム
事業主体 関東経済産業局
予算規模 9,064千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 大型電極による電解複合研磨と超音波洗浄技術
研究者 鈴木稔(カンサン株式会社 取締役工場長)
下田祐紀夫(群馬工業高等専門学校 教授)
基になったRSP活動 1 「半導体ガス用圧力容器内面の超精密バレル研磨技術の開発」(可能性試験H11-08)
2 「円筒容器内面の清浄化技術の開発研究」(育成試験H13-02)

事業名 即効型地域新生コンソーシアム
事業主体 関東経済産業局
予算規模 15,291千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 帯域圧縮符号化に伴う動画像情報の歪みを減らす技術
研究者 松本浩樹(前橋工科大学 講師)、 堀越淳(前橋工科大学 教授)
基になったRSP活動 1 「移動体通信とインターネットのためのブラインド等化器の実時間処理特性の解明」(可能性試験H12-08)
2「無線を用いたデータ収集システムのためのアクセス・ネットワーク系の研究」(育成試験H13-01)

事業名 即効型地域新生コンソーシアム(平成13年度)
事業主体 関東経済産業局
予算規模 8,458千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 産業廃棄物として処理されている飛粉(コンニャクの副産物)の生分解性
研究者 瀧上昭治(群馬大学 助教授)
基になったRSP活動 「コンニャク飛粉を利用した生分解性ポリウレタンの製造に関する研究」(可能性試験H12-12)

事業名 地域新生コンソーシアム研究開発事業
事業主体 関東経済産業局
予算規模 7,814千円
事業期間 平成14年度
基になった研究シーズ 群馬大学のセラミックスと金属の強度と破壊に関する研究成果
研究者 伊藤勲(群馬大学 教授)
基になったRSP活動 「セラミックと金属の耐熱性新接合法の開発」(可能性試験H11-02)

事業名 ものづくり・IT融合化推進技術の研究開発
事業主体 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
予算規模 1,581,550千円
事業期間 平成13年12月~平成20年3月
基になった研究シーズ 知識処理と数値解析を複合した逆解析
研究者 大橋隆弘(群馬大学 助手→ 産業技術総合研究所 統合技術研究チーム長)
基になったRSP活動 「知識処理と数値解析を複合した逆解析による鍛造型の高度設計システム」(可能性試験H11-04)

事業名 太陽光発電技術研究開発受託研究
事業主体 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
予算規模 12,019千円
事業期間 平成17年9月~18年3月
基になった研究シーズ 太陽光発電の色素増感による高効率化
研究者 花屋実(群馬大学工学部 教授)
基になったRSP活動 「高効率色素増感太陽電池の研究開発」(育成試験H15-08)

事業名 先導的基礎技術研究開発
事業主体 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
予算規模 13,990千円
事業期間 平成16年12月~17年3月
基になった研究シーズ 高エネルギー密度を有する高性能DMF
研究者 中川紳好(群馬大学工学部 教授)
基になったRSP活動 「燃料電池材料に適した複合微粒子材料の製造法の開発」(育成試験H17-03)

事業名 石炭利用実用化技術開発〔経済産業省補助事業〕
事業主体 財団法人石炭利用総合センター
予算規模 4,000千円
事業期間 平成16年4月~平成17年3月
基になった研究シーズ イオン交換作用を用いた微粒子合成法の開発
研究者 宝田恭之(群馬大学工学部 教授)、森下佳代子(群馬大学工学部 助手)、
岡田康晴(財団法人石炭利用総合センター事業部)
基になったRSP活動 「イオン交換作用を用いた微粒子合成法の開発」(育成試験H14-05)

(3)その他省庁関係
  なし

(4)都道府県単独事業およびその他事業
事業名 商品化・事業化可能性調査事業
事業主体 群馬県
予算規模 3,750千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 二枚の不透水シートの間に格子状のシート(格子網)を挟み、格子網の上下面を上下のシートに接着し、この格子網の中に高分子吸収体を充填することを特徴とする遮水シート
研究者 長屋幸助(群馬大学 教授)
基になったRSP活動 「デントライトとゴムシートを用いた無漏水廃棄物処分場の開発」(可能性試験H12-10)

事業名 商品化・事業化可能性調査事業
事業主体 群馬県
予算規模 3,790千円
事業期間 平成13年度
基になった研究シーズ 産業廃棄物として処理されている飛粉(コンニャクの副産物)の生分解性
研究者 瀧上昭治(群馬大学 教授)
基になったRSP活動 「コンニャク飛粉を利用した生分解性ポリウレタンの製造に関する研究」(可能性試験H12-12)

事業名 産学官共同研究トライ補助
事業主体 群馬県
予算規模 500千円
事業期間 平成15年度
研究者 下田祐紀夫(群馬工業高等専門学校 教授)
基になったRSP活動 新製造技術領域分科会における参加企業ニーズ発言から地域の大学研究者数名に可能性を打診した中から取り組みが具体化した。

事業名 産学官連携推進補助金(提案型)
事業主体 群馬県
予算規模 15,363千円
事業期間 平成15年度
基になった研究シーズ ヒトの痴呆症の発症メカニズムの解明
研究者 原田 彰宏(群馬大学 教授)
基になったRSP活動 医療・バイオ領域分科会における参加企業株式会社日本免疫生物研究所と同じく参加メンバーである神経系統の研究シーズをもつ原田教授に補助金の紹介をし、申請し採択された。

事業名 商品化・事業化可能性調査事業
事業主体 財団法人群馬県産業支援機構
予算規模 1,500千円
事業期間 平成15年度
研究者 木村 和雄(太陽農産株式会社 社長)
基になったRSP活動 木村社長が県の商工労働部に開発支援の相談に行き、医療バイオ担当の大山を紹介され、領域分科会のネットワークを活用して支援することになった。

事業名 北関東産官学研究会共同研究(第1種)
事業主体 北関東産官学研究会
予算規模 1,500千円
事業期間 平成17年度
研究者 関口昭博(群馬産業技術センター 主任)
基になったRSP活動 「農林産余剰物の神経細胞活性化物質の実用化」(育成試験H16-12)

事業名 商品化・事業化可能性調査事業
事業主体 財団法人群馬県産業支援
予算規模 1,000千円
事業期間 H17年度
研究者 能登谷正浩(東京海洋大学 教授)
基になったRSP活動 「カワノリ養殖生産技術の開発」(育成試験H17-09)

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This page updated on Jun. 28, 2006
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