研究開発成果
※研究者の所属・肩書および参画企業等記載は課題採択または記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。
情報通信・デバイス
製品化/起業
UWBによる超長距離測位システム
キーワード :  リアルタイム位置情報システム(RTLS)、超広帯域無線(UWB)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)  実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)
研究開発課題名 UWB通信による位置計測システム(開発期間:平成23年11月〜平成26年3月)
プロジェクトリーダー所属機関 株式会社日本ジー・アイ・ティー 研究者 中嶋 信生(電気通信大学)

電波法に準拠した超広帯域無線(UWB)を使用して、直線距離(LOS条件下)で超長距離(100m超)の測距を可能とした。
また、壁越し(Non Line Of Sight)での条件下でも30m以上の測距が可能であることを確認した。従来技術では十数メートルであった測距可能距離を飛躍的に改善することができた。
具体的には、疑似M系列符号で変調した帯域7.35GHz-9.45GHzのUWB信号をタグ(移動局)側から送出し、これをコヒーレント部分加算やマルチパス対策等の高感度化技術を適用した固定局側で受信することにより、-120dBm以上の超高感度化を実現した。また、専用のRF LSIチップを開発し、移動機の小型化を実現した。
これらにより固定局の設置台数を大幅に削減することが可能である。

成果説明画像

期待されるインパクト(効果、意義、市場規模、売り上げ予測)

高感度・長距離のUWB測位システムの実用化により、設置固定局台数を大幅に削減し、導入コストを低減することで、屋内測位システムの普及を飛躍的に加速することができる。
未成熟な市場に競争力のある測位システムを提供することで、3年後に10億円、5年後には100億円超の売り上げを見込んでいる。

開発者の声

従来技術では不可能であったことを可能にし、新しい市場や用途を創造・開拓していく一つのモデルでありたい。本技術はこのポテンシャルがある。製品化するにはもう一段の努力が必要だが、社会の皆様にご利用いただけるよう頑張りたい。


このページの先頭へ
独立行政法人 科学技術振興機構