研究開発成果
※研究者の所属・肩書および参画企業等記載は課題採択または記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。
ICT・電子デバイス
プロトタイプ
発達障害リスクをもつ乳幼児に対するd-セラピー療育法の開発
キーワード :  拡張現実AR、 デジタルおもちゃ、 遠隔診療、 認知行動療法
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(育成型) 
研究開発課題名 発達障害リスクをもつ乳幼児に対するd-セラピー療育法の開発(開発期間:令和4年10月~令和7年3月)
研究者 太田 英伸(秋田大学)

本研究では自閉症児の興味のこだわりに対応した「デジタルおもちゃ」をテーラーメードで即時作製し、効率的に子育てCBTを実施するデジタル・セラピー「d-セラピー」を開発した。
このd-セラピーは以下の4つの要素を含む。
1) 自閉症児のこだわり特性をAIで抽出し、児の注意レベルを効果的に維持できる「遊び」を提供する「デジタルおもちゃ」をスマホ画面に即時作製する。
2) この「遊び」コンテンツを使い、親が児に対してd-セラピーを実施する。
3)「 デジタルおもちゃ」を使い、自宅で拡張現実感(Augmented Reality: AR)でとして遊ぶ。
4) d-セラピー時の児の発語・視線をスマホ記録し、言語の発達・親の養育行動の改善を評価する。

成果説明画像

期待されるインパクト(効果、意義、市場規模、売り上げ予測)

自閉症児の発症率は3.2%と推定され(Saito M, et al. Mol Autism, vol.11,35(2020))、就学前の1 ~ 5歳児の約18万人が本製品の対象ユーザーとなる。
特に医療過疎が存在する地方に対しオンラインによる療育支援サービスを提供し、自閉症リスク児の予後を改善するシステム構築に貢献する。

開発者の声

今後、競争的資金等にて本研究を継続し、多施設医療機関・自治体・療育事業所等と協力してd-セラピーの有効性の検証をランダム化比較試験にて実施する。そして医療機関・自治体・療育事業所等が自閉症リスク児の養育者に本製品を準医療スマホアプリとして紹介し、親が課金制度にて定期利用するBtoBtoCビジネスモデルを構築する。


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