研究開発成果
※研究者の所属・肩書および参画企業等記載は課題採択または記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。
ものづくり・産業基盤
プロトタイプ
塗膜品質マネジメントのための塗膜状態の数値化
キーワード :  塗装工程、硬化度測定、表面抵抗率、非接触、導電性、静電気拡散性、絶縁性、Dc値、工業塗装ライン
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)  ハイリスク挑戦タイプ
研究開発課題名 塗装品質マネジメントのための非接触型塗膜センシングシステムの開発(開発期間:平成26年12月〜平成29年11月)
プロジェクトリーダー所属機関 春日電機株式会社 研究者 杉本 俊之(山形大学)

ほぼすべての工業製品は塗装が行なわれている。この塗装による塗膜の状態を客観的に数値で測定する手法がなかった。そこで本事業により表面電位センサ及び帯電電極で構成される硬化度センサを開発した。この硬化度センサを用いて塗膜の硬化度の測定を行なうと、硬化に従って顕著な傾向が示されている。さらに、事業開始直後は溶剤性の塗料を念 頭に開発を行っていたが、市場としてはさらに大きいUV硬化による硬化に関しても十分な測定が可能であることが分かった。塗布膜厚の測定もこの硬化度センサを用いて測定できることが示唆されている。このように、本事業で開発した硬化度センサを用いることで工業塗装中の塗膜の状態を数値化できることができる。

成果説明画像

期待されるインパクト(効果、意義、市場規模、売り上げ予測)

塗膜の硬化の状態は非破壊で把握することは困難であった。しかし、今回開発した硬化度センサは非破壊、非接触で数値化することができるため、多様な塗膜工程での導入が期待される。さらに塗膜の状態が数値化されるため、製品の不良の防止なども期待されている。

開発者の声

本事業において、硬化度センサの開発を行うことができた。このセンサを用いることで、塗膜の状態を数値化することができるようになった。
しかもこの硬化度センサは静電電位センサと帯電電極から構成されており、静電電位センサは防爆化が完了している。帯電電極も防爆申請手続き中であり、帯電電極も防爆化が完了すると、危険雰囲気での硬化度センサを用いた測定が可能となる。



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