研究開発成果
※研究者の所属・肩書および参画企業等記載は課題採択または記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。
ものづくり・産業基盤
プロトタイプ
非接触回転軸測定機(ロータリースコープ)の開発
キーワード :  軸受、非接触回転軸測定、工作機械、フィールドエンジニアリング
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)  シーズ顕在化タイプ
研究開発課題名 軸受の5自由度寄生運動の高精度高速一括計測システムの開発(開発期間:平成25年1月〜平成25年12月)
プロジェクトリーダー所属機関 中央精機株式会社 研究者 明田川 正人(長岡技術科学大学)

軸受、回転軸・主軸の不要5自由度誤差運動(ラジアルモーション(2 自由度)、アキシャルモーション(1 自由度)、アンギュラモーション(2 自由度))を一括でかつ高精度・高速で計測できる装置、計測可能回転速度10万rpm以上、位置変位系精度0.1nm以下、角度変位系精度0.1μrad以下で計測可能な技術開発、製品化、事業化を目指し開発にあたった。大学側での基本技術の研究、実験、問題点の洗い出し、企業側での設計、製造、技術の実装化、実装化における問題点の洗い出しと、役割分担を明確にして実施した。短期間ではあったが、手法の確立、事業化への目途が立つところまで達成できた。成果物は製品試作として機能するに十分であり社外への周知活動や引き続きの開発行為に役立っている。

成果説明画像

期待されるインパクト(効果、意義、市場規模、売り上げ予測)

不要5自由度誤差運動の一括同時測定は今までにない技術である。お客様からはセンサとゲージとのクリアランスが大きく、接触による破損の危険性が非常に少ないことで安心して使用できるとの話をいただいている。
このことは大きな評価項目となると考えている。

開発者の声

本課題では、5自由度寄生運動を一括で高精度・高速に計測する装置の開発を行い軸受の超精密化・超高速化を図り、超精密加工や省エネルギーの一層の高度化を目指す。このような開発案件の評価はなかなか開発者に届かないが、本件のようにA-STEPで採用されることで大きな励みとなる。


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