研究開発成果
※研究者の所属・肩書および参画企業等記載は課題採択または記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。
ものづくり・産業基盤
製品化/起業
小型・軽量可搬型X線検査装置の開発
キーワード :  可視化、解析・評価、低消費電力・高エネルギー密度、 省エネルギー、防災、復旧・復興、コスト縮減
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)  実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)
研究開発課題名 小型・軽量可搬型X線検査装置(開発期間:平成24年10月〜平成27年3月)
プロジェクトリーダー所属機関 つくばテクノロジー株式会社 研究者 鈴木 良一(産業技術総合研究所)

産業プラントの現場で求められている配管非破壊検査の、(1)操作性向上、(2)検査時間短縮、(3)低消費エネルギー、(4)検査信頼性向上、及び、(5)トータ ルコスト縮減を実現する為に、産総研が開発した乾電池駆動可搬型高エネルギーX線装置のシーズと、静岡大学電子工学研究所が研究・開発した放射線検出器及び放射線イメージングデバイスのシーズを統合することにより、産業プラント配管用超小型・軽量可搬型X線検査装置を開発した。その結果、産業プラントの現場で求められている配管腐食減肉の非破壊検査に適用する超小型軽量可搬型X線検査装置として、超小型X線装置(出力100keV〜 150keV)と超高感度フラットパネル検出器(CdTe半導体検出器)によるX線装置を開発した。同製品は検査サービス事業者によりエンドユーザープラントの非破壊検査に供し、設備の信頼性確保に寄与する。

成果説明画像

期待されるインパクト(効果、意義、市場規模、売り上げ予測)

既存のX線装置はウォームアップに時間がかかり、予備電源が必要で、またイメージングデバイスもフィルム方式のものなので、画質が不十分だったり、スピード不足だったりと、X線装置、イメージングデバイスともに寄せ集めしている為、使い勝手に難点がある。本成果では、X線装置、イメージングデバイスともに特許技術を元に実用化域まで開発した効果は大きい。またユーザーは国産で実用性の高い装置を望んでおり、その意義も大きい。市場規模は年々増加しつつあり、売上も着実に伸びていく予想である。

開発者の声

A-STEPの成功体験により、産学官の研究開発に弾みがつき、更なる新製品開発を進めている。それにより、製品を拡充させ、今まで不可能だった検査を可能にし、新たなユーザ、市場を創出し、皆様の安全安心と企業に恒久反映をもたらしていきたい。
※この成果は、産業技術総合研究所研究成果記事一覧で紹介されました。
●小型軽量な非破壊検査用パルスX線源を開発(産業技術総合研究所)



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