
令和3年度 産学共同(本格型):with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援の募集概要
本ページの内容は、公募要領からの一部抜粋です。応募にあたっては必ず公募要領全文をご覧ください。
支援の概要
目的・狙い |
大学等の技術シーズの可能性検証、実用性検証を産学共同で行い、実用化に向けて中核技術の構築を目指す。 令和3年度本格型では、「with/postコロナ社会に向けた変革」や「社会のレジリエンス向上」を含めた社会課題の解決に資する研究開発を支援するため、社会的・経済的なインパクトに繋がることが期待できる、幅広い分野からの研究開発提案を対象とする。 |
課題提案者 | 企業と大学等の研究者 |
研究開発期間 | 最長5年度 |
研究開発費 |
上限1億円(年額、間接経費含む、税込) 初年度は上限5,000万円 |
資金の種類 |
マッチングファンド
JSTからの研究開発費の支出に関して、詳しくは公募要領「4.3.4 マッチングファンド形式の支出について」をご覧ください。
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令和3年度公募では、より多くの研究提案に機会を与えたいという観点から、年間の研究開発費(JST支出分)について3,000万円(初年度1,500万円)を目安とし、総額(JST支出分)で2,000万円から1億円程度の研究提案を期待します。
この金額を超える提案をすることは可能ですが、長期間・大規模な資金を投じるにはリスクが大きいと判断された場合には期間や資金を大幅に縮小して採択する場合があります。
この金額を超える提案をすることは可能ですが、長期間・大規模な資金を投じるにはリスクが大きいと判断された場合には期間や資金を大幅に縮小して採択する場合があります。
対象分野
第1分野(ICT・電子デバイス)/PO:石井 真 (元 ソニーLSIデザイン株式会社 代表取締役社長)
第2分野(ものづくり)/PO:横井 秀俊(東京大学 名誉教授)
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ものづくりに関する技術の発展及び産業基盤の強化においては、今までの経験則に頼る開発に終始せず、革新的な製造技術を提案し、かつ科学的にメカニズムを解明して、科学に裏打ちされた確かな基盤技術とする必要があると考えます。
当該分野では、ものづくりの基盤をなす中核的な製造技術群にブレークスルーをもたらす新たな加工法、また関連する高度な計測/自動化/システム化技術と加工機械/工具/金型、さらには超精密/高機能高付加価値/低環境負荷の製造技術と工業製品、などをキーワードとして、広く生産技術及びそれに関連する提案を扱います。なお既存のものづくり技術の活用を指向するデジタル技術ではなく、ものづくり基盤に新たなブレークスルーをもたらすハードウェア開発を指向した提案が望まれます。
with/postコロナ社会に資するインパクトの高い研究開発では、早期に社会実装ができ迅速にその成果を社会還元できる提案を歓迎します。
本分野では、プロトタイプの開発やスケールアップ試験など、技術移転に向けて、企業が主導的な役割を担えるように、委託費を適切に配分した提案を優先します。より多くのテーマに機会を与えたいという観点も踏まえ、特に具体的なテーマやターゲット市場の裏付けがないままに、研究期間が長く総額が過大と判断される場合には、期間や資金を大幅に縮小して採択する場合があります。
第3分野(機能材料)/PO:浜田 恵美子(元 名古屋工業大学大学院工学研究科 教授)
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当該分野では、材料そのものに特異性又は優位性があり産業や社会を革新すると期待されるもの、新たなエネルギー資源の活用を促進する新規な材料、環境を守るあるいは二酸化炭素の削減等に寄与する材料などを重視します。また、それらに関わる素材の生産プロセスの省エネルギー・低環境負荷に繋がる技術も期待されます。産学連携により、学には優れた価値を理論的に追求し、また産には、産業界の発展を牽引するような競争力の高い提案を期待します。
提案書においては、ターゲットとする市場を明確にするとともに、他の材料のみならず他の手法に対しても優位性を示す提案が望まれます。
尚、申請時の研究開発水準に応じ、技術的な裏付けや優位性の確認が必要なもの、また長期間・大規模な資金を投じるにはリスクが大きいと判断された場合には期間や資金を大幅に縮小して採択する場合があります。従って、内容と進捗に即した実施内容、リスクと予算規模がバランスする計画提案を評価します。
第4分野(アグリ・バイオ)/PO:穴澤 秀治(一般財団法人バイオインダストリー協会 先端技術・開発部 部長)
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アグリ・バイオ産業は食品・食料だけではなく、幅広い分野への展開の可能性を有する産業で、その共通的な課題となる、バイオマス資源の増産・安定確保に係わる研究開発も重要課題であると考えます。経済性、環境への配慮、倫理的・法的・社会的問題への対応、IoT、AIとの融合技術といった、直接的に生産物にかかわるのではなく、将来を見据えた仕組みや方法を、画期的に向上させるということも重要な観点となります。近年、「ゲノム編集技術」が登場し、高頻度で正確な遺伝子組換えが可能な手法として、動植物の育種に大きな可能性を開きました。
このことは、生物による物質生産に新しい展開をもたらすものと考えます。
さらに、気候温暖化対策は地球規模の喫緊の課題であり、化成品、燃料のバイオ原材料化、あるいは製造技術としてバイオテクノロジーが、再度、脚光を集めております。その科学的な論拠となる評価手法としてのLife Cycle Assessment (LCA)の考え方にも、2050年カーボンニュートラルの観点からも、新しい概念が求められています。
当該分野では、植物工場/生物農薬・機能性飼料/多収品種・耐病性品種、機能性食品/食の安全・安心/品質管理・保証、機能性素材/高機能生体分子/生物機能の活用/バイオミメティクス/生分解性、光合成、健康、環境、生物データベース、細胞解析、増殖計測、バイオ製造プロセス(スケールアップ、ダウンサイジング)などをキーワードに、アグリ・バイオ産業の基盤となりうる技術に関連するテーマを広く対象とします。
なお、長期間・大規模な資金を投じるにはリスクが大きいと判断した場合には期間や資金を縮小して採択する場合があります。
募集期間
2021年3月31日(水)〜5月18日(火)正午
採択予定件数
15課題程度
※件数は課題提案の状況や予算により変動します。
※件数は課題提案の状況や予算により変動します。
公募要領・課題提案書(様式)、その他資料
課題提案書様式を一部修正しています。<修正事項>注意書きの中の項番の誤りを訂正(2021/4/2)
公募要領 |
【公募要領抜粋】第6章府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による応募方法等について (PDF形式) |
課題提案書(様式) | 令和3年度公募 産学共同(本格型) 課題提案書 (Word形式(docx)) |
その他資料 | 企業の業種表及び研究開発分野表/科学研究費助成事業 審査区分表 (PDF形式) |
募集・選考スケジュールについて
募集締切後のおおよその選考スケジュールは以下の通りです。
- 書類選考2021年5月下旬〜6月下旬
- 面接選考2021年7月中旬〜7月下旬
- 課題選定2021年8月中旬〜8月下旬
- 研究開発開始2021年10月1日(予定)
※選考の結果については、採否にかかわらず、企業責任者に書面で通知します。
お問合せ先
本プログラムそのものに関する問い合わせはJSTの担当部署にて受付けます。e-Radの操作方法に関する問い合わせは、e-Radヘルプデスクにて受付けます。
当ホームページと公募要領および府省共通研究開発管理システム(e-Rad)のポータルサイト(https://www.e-rad.go.jp/)をよく確認の上、お問い合わせください。
なお、審査状況、採否に関する問い合わせには一切回答できません。
※問い合わせe-mailアドレスの[at]は@に置き換えてご利用ください。
当ホームページと公募要領および府省共通研究開発管理システム(e-Rad)のポータルサイト(https://www.e-rad.go.jp/)をよく確認の上、お問い合わせください。
なお、審査状況、採否に関する問い合わせには一切回答できません。
※問い合わせe-mailアドレスの[at]は@に置き換えてご利用ください。
本プログラムに関する問い合わせ 及び 応募書類の作成・提出に関する手続き等に関する問い合わせ |
科学技術振興機構 A-STEP産学共同募集担当窓口 |
E-mail:a-step[at]jst.go.jp
※令和2年4月3日より、電話・対面での公募相談受付を一時停止しております。お問い合わせ・ご相談は上記メールアドレス宛、ないしはWebフォームよりお願いいたします。
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e-Radの操作方法に関する問い合わせ |
e-Radヘルプデスク |
0570-066-877(ナビダイヤル) 9:00〜18:00 ※土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く |
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