e-ASIA共同研究プログラム

多国間協力

担当問い合わせ先:

1. プログラムの概要

e-ASIA 共同研究プログラム(略称:e-ASIA JRP)は、東アジアサミット参加国*の公的ファンディング機関が連携し、東南アジアを中心とした地域の科学技術分野の研究開発力の強化と地域共通課題の解決を目指し、3カ国以上の多国間共同研究・研究交流を推進する事業です。

e-ASIA JRPは、平成24年(2012年)6月にJSTを含む8カ国9機関が参加し、正式に発足しました。目的達成に向けて、共同公募、ワークショップによるネットワーク構築、科学技術政策の情報交換等の活動を通じて、研究の地域的な関連性、共同研究の相互利益、交流の有効性に焦点を当てた多国間研究協力を推進しています。

e-ASIA JRPで推進する共同研究は、各ファンディング機関がイコールパートナーシップに基づき共同で支援を行います。それぞれのファンディング機関が、自国の研究機関に所属する研究者を支援すること(コ・ファンド方式)により、共同研究全体が支援されます。

*東アジアサミット参加国:ASEAN加盟10カ国、日本、豪州、中国、インド、ニュージーランド、ロシア、韓国、米国

e-ASIA JRP ホームページ(英語)

図

メンバー機関

参加機関

* Funding in health research exclusively

協力分野

材料(ナノテクノロジー)、代替エネルギー、農業(食料)、防災、イノベーションのための先端融合分野、環境(気候変動、海洋科学)、ヘルスリサーチ(感染症、がん)

  • 材料(ナノテクノロジー)
    材料(ナノテクノロジー)
  • 代替エネルギー
    代替エネルギー
  • 農業(食料)
    農業(食料)
  • 防災
    防災
  • イノベーションのための先端融合
    イノベーションのための先端融合
  • 環境(気候変動、海洋科学)
    環境(気候変動、海洋科学)
  • ヘルスリサーチ(感染症、がん)
    ヘルスリサーチ(感染症、がん)
    ※日本側は日本医療研究開発機構(AMED)が支援しています。

3. 研究集会

研究集会
年月場所研究集会名
令和5年9月
(2023年)
パース ワークショップ
①「代替エネルギー」 ②「農業(Climate-Smart Food Production)」
令和5年2月
(2023年)
バンコク ワークショップ「Low Carbon Society(低炭素社会)」
令和4年7月
(2022年)
バンコク e-ASIA JRP 10周年記念イベント「e-ASIA研究代表者による成果の発表」
令和4年1月
(2022年)
オンライン ワークショップ「代替エネルギー」
令和3年11月
(2021年)
オンライン ワークショップ「イノベーションのための先端融合 Greener Digital Cities」
令和3年1月
(2021年)
オンライン ワークショップ「マテリアルズ・インフォマティクス」
平成31年2月
(2019年)
ハノイ ワークショップ「水のためのインテリジェント・インフラストラクチャー」
平成30年10月
(2018年)
東京 ワークショップ「アジアの動物遺伝資源の保全と活用のための戦略(第2回)」
平成30年3月
(2018年)
バンコク ワークショップ「アジアの絶滅危惧動物種および固有動物種の遺伝資源保存と活用のための戦略」
平成28年10月
(2016年)
ヴィエンチャン ワークショップ「持続的な環境のためのグリーンおよび再生可能エネルギー技術」
平成28年1月
(2016年)
東京 ワークショップ「革新的材料のためのグリーンおよびバイオナノテクノロジー」
平成27年10月
(2015年)
タイ・サイエンスパーク 成果報告会「材料」「植物科学」分野
平成27年4月
(2015年)
マニラ e-ASIA x J-RAPID合同ワークショップ「防災」
平成26年12月
(2014年)
東京 ワークショップ「インテリジェント・インフラストラクチャー(第2回)」
平成26年2月
(2014年)
バングラデシュ e-ASIA JRP サイエンストーク「感染症」(於:第16回汎太平洋新興感染症国際会議)
平成25年12月
(2013年)
ヤンゴン ワークショップ「インテリジェント・インフラストラクチャー(第1回)」
平成25年8月
(2013年)
ヴィエンチャン ワークショップ「再生可能エネルギー」
平成25年6月
(2013年)
ジャカルタ ワークショップ「防災」
平成25年3月
(2013年)
シンガポール e-ASIA JRP サイエンストーク「感染症」(於:第15回汎太平洋新興感染症国際会議)
平成24年12月
(2012年)
シンガポール シンポジウム「感染症」「防災」「先端融合」分野

4. 公募情報

公募情報
年月研究領域プレスリリース評価・報告書
令和5年12月
(2023年)
①「代替エネルギー」分野
②「農業(食料)」分野:「Climate-Smart Food Production」
令和5年1月
(2023年)
環境分野:「Low Carbon Society(低炭素社会)」 詳細
令和3年12月
(2021年)
①「イノベーションのための先端融合」分野「Greener Digital Cities(より環境に優しいデジタル都市)」
②「代替エネルギー」分野
詳細 詳細(①先端融合)
詳細(②代替エネルギー)
令和2年12月
(2020年)
①材料分野:「マテリアルズ・インフォマティクス」
②環境分野:「海洋科学と気候変動」
詳細 詳細(①材料)
詳細(②環境)
令和2年9月
(2020年)
非医療分野での新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策研究 詳細 詳細
令和2年1月
(2020年)
①イノベーションのための先端融合分野「水資源管理」
②環境分野「自然と人間のシステムに関する気候変動の影響と解決策」
詳細(①先端融合)
詳細(②環境)
詳細(①先端融合)
詳細(②環境)
平成31年1月
(2019年)
①材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料」
②農業(食料)分野「アジアの動物遺伝資源の保存、改良と活用」
詳細(①材料)
詳細(②農業)
詳細(①材料)
詳細(②農業)
平成30年1月
(2018年)
①代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
②防災分野「豪雨、洪水、地すべり」
詳細(①代替エネルギー)
詳細(②防災)
詳細(①代替エネルギー)
詳細(②防災)
平成29年1月
(2017年)
①材料分野「革新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」
②イノベーションのための先端融合分野「電力のためのインテリジェントインフラストラクチャー」
詳細(①材料)
詳細(②先端融合)
詳細(①材料)
詳細(②先端融合)
平成27年8月
(2015年)
①イノベーションのための先端融合分野「交通のためのインテリジェントインフラストラクチャー」
②防災分野
③代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
詳細(①先端融合、②防災)
詳細(③代替エネルギー)
詳細(①先端融合)
詳細(②防災)
詳細(③代替エネルギー)
平成26年4月
(2014年)
材料分野「機能性材料」 詳細 詳細
平成26年2月
(2014年)
感染症分野 詳細①
詳細②
※日本医療研究開発機構(AMED)へ移管
平成25年2月
(2013年)
感染症分野 詳細(英語) ※日本医療研究開発機構(AMED)へ移管
平成24年5月
(2012年)
①ナノテクノロジー・材料分野
②バイオマス・植物科学分野
詳細 詳細(①ナノテク)
詳細(②バイオマス)

5. 支援中プロジェクト

※氏名に〇がある研究者が研究チームリーダー

「環境(低炭素社会)」分野

支援期間:令和6年度〜令和8年度(2024年度〜2026年度)

「環境(低炭素社会)」分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
脱炭素型食システムのためのAIによる支援ツール開発
東京大学 先端科学技術研究センター
特任准教授 ○天沢 逸里
(タイ)チェンマイ大学 工学部 コンピューター工学専攻
准教授 サンティ・ピタキトヌクーン
(インドネシア)ディアン・ヌスワントロ大学 コンピューターサイエンス学部
教授 ザイナル・アリフィン・ハシブアン
アジアの革新的な持続可能な都市モビリティ設計
東京大学 大学院工学系研究科
教授 ○加藤 浩徳
(タイ)チュラロンコン大学 工学部
教授 サクシス・チャレルムポーン
(インドネシア)ガジャマダ大学 土木環境工学科
准教授 ムハマド・ザディ・イラワン
アジアの稲作における温室効果ガス排出削減のための農業廃棄物-炭素回収統合モデルの開発
明治大学 農学部
専任教授 登尾 浩助
(タイ)国立遺伝子工学・生物技術センター 作物生物技術・管理統合研究部
主席研究員 ○ジョナリザ・シアンガリ
(インドネシア)ボゴール農科大学 土木・環境工学部
准教授 チュスヌル・アリフ
(ラオス)農林省 国立農林研究所
所長 ペトマニセン・ザンサヤセン
アジアの沿岸生態系保全による自然ベース気候変動対策
北里大学 海洋生命科学部
准教授 林崎 健一
(タイ)プリンスオブソンクラ大学 理学部
学部長 ○アンチャナ・プラテープ
(インドネシア)ハサヌディン大学 海洋水産学部
教授 ヌルジャナ・ヌルディン
一次、二次電池のクローズドリサイクルシステムによるその循環型経済の確立とリサイクル物質の環境材料製造への応用
明治大学 理工学部
教授 渡邉 友亮
(タイ)チュラロンコン大学 理学部
准教授 ○ロジャナ・ポーナプラセッツク
(インドネシア)セプルノペンバー工科大学 腐食・電池研究所
准教授 ラクマン・ネオロシム

「イノベーションのための先端融合」分野

支援期間:令和5年度〜令和7年度(2023年度〜2025年度)

「イノベーションのための先端融合」分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
知的交通・地域通信網を実現する低コスト製造技術による無線・光融合アクセスネットワーク
早稲田大学 理工学術院
教授 〇川西 哲也
(タイ)チェンマイ大学 工学部
准教授 ウクリット・マンコン
(フィリピン)アトネオ・デ・マニラ大学 物理学科
客員教授 ベンジャミン・ディンゲル
臨空スマートシティ:2050年に向けた地域経済システムのためのビジネス-ライフ再生的革新ゲートウェイハブ
中部大学 持続発展スマートシティ国際研究センター
卓越教授 〇林 良嗣
(タイ)タマサート大学 建築計画学部
准教授 パウィニー・イアムトラクル
(フィリピン)デ・ラサール大学 土木工学科
准教授 マルラ・リディアス

「代替エネルギー」分野

支援期間:令和5年度〜令和7年度(2023年度〜2025年度)

「代替エネルギー」分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
革新的固体触媒技術によるパーム残渣物の利活用
東京工業大学 科学技術創成研究院
准教授 〇横井 俊之
(タイ)チュラロンコーン大学 化学技術学科
教授 チャワリット・ナグムチャルシリビチャイ
(フィリピン)フィリピン大学ディリマン校 化学科
教授 マローン・コナート
ASEANの再生可能エネルギー拡大のための持続可能経路の探索
東京大学 生産技術研究所
教授 芳村 圭
(シンガポール)シンガポール国立大学 社会基盤環境工学
助教 〇シャオガン・ヒ
(タイ)メージョー大学 水産・水環境学科
教授 アラン・ジーグラー

「材料(マテリアルズ・インフォマティクス)」分野

支援期間:令和4年度~令和6年度(2022年度~2024年度)

「材料(マテリアルズ・インフォマティクス)」分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
データ駆動による金属積層構造の力学特性設計
東京大学 大学院工学系研究科
教授 〇榎 学
(シンガポール)シンガポール科学技術研究庁 ハイパフォーマンスコンピューティング研究所
上席研究員 マーク ジョン
(インドネシア)ビーヌス大学 生産工学部
准教授 フェルギアント グナワン
触媒・電池応用に向けたハイエントロピー合金材料の理論的設計
東京大学 大学院工学系研究科
助教 清水 康司
(フィリピン)フィリピン大学ロスバニオス校 数理科学・物理学研究所
教授 〇アラン アブラハム パダマ
(シンガポール)シンガポール科学技術研究庁 ハイパフォーマンスコンピューティング研究所
副部長 テック レオン タン
(タイ)タイ国立科学技術開発庁 国立金属材料技術センター 機能性合金・製造研究チーム
研究員 トンジャイ チョーカジョン
原子層・トポロジカル物質における高性能熱電材料のデータ駆動型計算デザイン
金沢大学 ナノマテリアル研究所
准教授 〇石井 史之
(タイ)ラーチャパット大学サコンナコン校 理工学部
講師 トサワット シータワン
(インドネシア)セプルフノペンベル工科大学 理学部
講師 メラニア スウェニ ムンティニ
マルチスケールシミュレーションによる二酸化炭素リサイクル反応過程の解明とデザイン
大阪大学 大学院工学研究科
教授 〇森川 良忠
(インドネシア)バンドン工科大学 数学自然科学科
教授 スプリジャディ
(タイ)チュラロンコン大学 化学工学科
教授 ジューンジャイ パンプラノート

「環境(海洋科学と気候変動)」分野

支援期間:令和4年度~令和6年度(2022年度~2024年度)

「環境(海洋科学と気候変動)」分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
環境DNAメタバーコーディングを用いたインド太平洋マングローブ域の動物多様性の気候変動下における脆弱性評価
琉球大学 熱帯生物圏研究センター
教授 〇梶田 忠
(インドネシア)北スマトラ大学 マングローブ研究センター
教授 モハマド バシュニ
(フィリピン)ミンダナオ州立大学ナアワン校 海洋生物学環境科学部
准教授 ヴィーナス レオパルダス
コーラルトライアングルとその周辺域における社会-生態系統合システムの気候変動に対するレジリエンス強化
国際農林水産業研究センター
主任研究員 〇諏訪 錬平
(フィリピン)フィリピン大学ディリマン校 環境科学・気象学研究所
教授 レネ ロロン
(インドネシア)ハルオレオ大学 生態学・保全
教授 アナルディン
西部太平洋における海洋熱波:検出およびメカニズムと珊瑚礁生態系への影響
東北大学 大学院理学研究科
教授 須賀 利雄
(インドネシア)ディポネゴロ大学 水産・海洋科学部
准教授 〇アニンディア ウィラサトリア
(フィリピン)フィリピン大学 海洋科学研究所
助教 マリア バネッサ バリア ロドリゲス
代替魚油を生産する炭素循環システムの構築と健康に有益な水産、家禽産物の生産への応用
広島大学 大学院先進理工系科学研究科
教授 〇中井 智司
(インドネシア)スラバヤ工科大学 産業化学工学科
教授 ソプリアント
(フィリピン)フィリピン大学 ロスバニョス校 化学工学科
教授 ベロニカ ミゴ

イノベーションのための先端融合分野「水資源管理」

支援期間:令和3年度~令和5年度(2021年度~2023年度)

イノベーションのための先端融合分野「水資源管理」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
アジアデルタ地域の持続的な農業を支える機械学習とリモートセンシングを活用した統合水管理プラットフォームの開発
新潟大学 自然科学系
教授 〇吉川 夏樹
(ベトナム)国立水資源計画研究所 研修・国際協力部門
研究員/部門長 ラン・ターン・ハ
(インドネシア)ボゴール農科大学 イ土木・環境工学部
教授 ブディ・インドラ・セティアワン
COVID-19および疾病Xの被害最小化に向けた下水情報に基づく早期警報システムの構築
山梨大学 大学院総合研究部
教授 〇原本 英司
(インドネシア)バンドン工科大学 化学工学科
教授 チャンドラ・セティアディ
(ベトナム)ハノイ公衆衛生大学 実験センター
局長 テ・ハン・ダン
ダム貯水池の動的運用による統合水資源管理
東京大学 大学院工学系研究科
教授 〇沖 大幹
(タイ)王立灌漑局 第2灌漑センター 水管理・保守部
部長 ソムチット・アムナットサン
(ラオス)ラオス国立大学 水資源学部
副学部長 ケオドンチャイ・ケオカムプイ

環境分野「自然と人間のシステムに関する気候変動の影響と解決策」

支援期間:令和3年度~令和5年度(2021年度~2023年度)

環境分野「自然と人間のシステムに関する気候変動の影響と解決策」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
アジアにおける気候変動と人間の健康:現在の影響、将来リスク、および緩和政策の健康便益
東京大学 大学院医学系研究科 国際保健政策学
教授 橋爪 真弘
(オーストラリア)モナシュ大学 公衆衛生・予防医学研究科
准教授 〇ユミン・グオ
(タイ)マヒドン大学 熱帯医学研究科
准教授 クライチャット・タントラカナパ
先住民族社会とそれを取り巻く生態系の気候変動下でのレジリエンスに関する研究
北海道大学 北極域研究センター
准教授 〇ガルシア・モリノス・ホルヘ
(ロシア)ノースイースタン連邦大学 工学技術研究所
准教授 ツヤラ・ガブリリエワ
(タイ)マヒドン大学 栄養研究所
准教授 ワンタニー・クリエングシニョス
生物生産における伝統的方式と現代的方式の融合により気候・生態系変動への対応をめざす持続可能でレジリエントな未来
地球環境戦略研究機関
上席研究員 〇齊藤 修
(フィリピン)フィリピン大学ロスバニョス校 森林・自然資源専攻
教授 ジュアン・パルヒン
(インドネシア)パジャジャラン大学 生物学部
教授 パンパング・パリケシット

6. 終了プロジェクト

材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料」

支援期間:令和2年度~令和4年度(2020年度~2022年度)

材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
東南アジア特有な生体分子とナノカーボン材料の融合による革新的ナノバイオデバイスの創製
東京理科大学 理学部第二部
教授 〇梅村 和夫
(ベトナム)国立技術推進センター テクノロジービジネスインキュベーションセンター ベトナム科学技術省
副ディレクター/准教授 アン・ツアン・マイ
(フィリピン)ミンダナオ州立大学 イリガン工科校 理学・数学部
教授 レオ・クリストバル・アンボロード2世
(インドネシア)インドネシアイスラム大学 土木工学・計画学部
助教 エコ・シスウォヨ
触媒的効率炭素-炭素結合形成を基盤とする植物油由来の高分子機能材料の開発
首都大学東京 大学院理学研究科
教授 〇野村 琴広
(タイ)チュラロンコン大学 石油・石油化学院
教授 ブーンヤラ・キティヤナン
(フィリピン)アテネオ・デ・マニラ大学 理工学部
助教 ギルバート・ユウ
マイクロ流体中の金ナノ粒子被覆酸化物ナノワイヤによるデング熱疾患診断法の創成
名古屋大学 大学院工学研究科
准教授 〇安井 隆雄
(タイ)モンクット王工科大学 ラートクラバン校ナノテクノロジーカレッジ
講師 サーコン・ラホング
(インドネシア)バンドン工科大学 数学・自然科学部
教授 ミトラ・ドジャマル

農業(食料)分野「アジアの動物遺伝資源の保存、改良と活用」

支援期間:令和2年度~令和4年度(2020年度~2022年度)

農業(食料)分野「アジアの動物遺伝資源の保存、改良と活用」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
南方性アジ類の遺伝資源の保全と持続的利用に関する国際共同研究
東北大学 大学院農学研究科
准教授 中嶋 正道
(タイ)カセサート大学 水産学部
教授 〇ウタイラット・ナナコーン
(スリランカ)ルフナ大学 理学部
教授 ドナ・ヘマリ・ナンダーナ・ムナシンヘ
(フィリピン)フィリピン大学ディリマン校 生物学部
助教 ブライアン・サントス
人工多能性幹細胞(iPS細胞)技術を用いた鳥類絶滅危惧種の遺伝資源保全
熊本大学 国際先端医学研究機構
特別招聘教授 〇シェン・ゴジュン
(ロシア)カザン連邦大学 基礎医学・生物学研究所
准教授 オレグ・グセフ
(タイ)マヒドン大学 理学部
講師 シッティポン・インタラパット

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募

②③⑤支援期間:令和2年度~令和4年度(2020年度~2022年度)※COVID-19対応のため支援期間(2020年度~2021年度)を延長
①④支援期間:令和2年度~令和3年度(2020年度~2021年度)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
①コロナウイルス感染が自然宿主の免疫と行動に与える影響の包括的解析
東京大学 医科学研究所
准教授 〇佐藤 佳
(ベトナム)ベトナム科学技術アカデミー 生態学生物資源研究所
准教授 トン・ブディン
②コウモリ由来コロナウイルス感染症の発生予測に向けたシミュレーションモデルの開発
東京農工大学 農学部
准教授 〇大松 勉
(フィリピン)フィリピン大学 ロスバニョス校 生物科学研究所
准教授 フィリップ・アルビオラ
(ベトナム)ベトナム国立農業大学 獣医学部
准教授 ガン・ファム
③COVID-19予防のための接触と移動パターンの異質性に関する数理モデル研究
京都大学 大学院医学研究科
教授 〇西浦 博
(タイ)マヒドン大学 熱帯医学部 熱帯衛生学講座
准教授 サラナト・ローポールスリ
④アジア3大都市におけるCOVID-19の影響克服に資するCOVID-19政策リスクインデックス(COV19PRI)開発のための学際的共同研究
一般財団法人リモートセンシング技術センター
ソリューション事業第二部長 〇向井田 明
(フィリピン)デ・ラサール大学 教養学部
准教授 マロン・エラ
(タイ)チュラロンコン大学 科学部 海洋科学科
学科長 ワラノップ・ヴィヤカルン
⑤AIプロテオミクスによる感染症の未病診断法の開発
東京工業大学 生命理工学院
准教授 〇林 宣宏
(フィリピン)フィリピン大学 フィリピンゲノムセンター
プログラムディレクター ネイル・アンドリュー・D・バスコス
(タイ)タイ国立遺伝子生命工学研究センター
研究員 シッティルク・ロイトラクル

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」

支援期間:平成31年度~令和4年度(2019年度~2022年度)※COVID-19対応のため支援期間(2019年度~2021年度)を延長

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
サトウキビ収穫廃棄物の統合バイオリファイナリー
京都大学 生存圏研究所
教授 〇渡辺 隆司
(タイ)タイ国立遺伝子生命工学研究センター
ユニットリーダー ヴェラワット・チャンプレダ
(インドネシア)インドネシア科学院 生物材料研究センター
グループリーダー ウイス・ヘルミアティ
(ラオス)ラオス国立大学 工学部化学工学科
部門長 エナクホーン・コウンヴィレイ
ASEAN地域の持続可能な発展を目指した藻類からのバイオエネルギー開発
熊本大学 グローバル教育カレッジ
教授 〇アルマンド・キタイン
(タイ)チュラロンコン大学 工学部 化学工学科
教授 スティチャイ・アッサバンルングラト
(フィリピン)デラサール大学 持続的開発・工学研究センター 
教授 レーモンド・タン
(インドネシア)スラバヤ工科大学 工学部 化学工学科
助教 シティ・ズライカ

防災分野「豪雨、洪水、地すべり」

①支援期間:平成31年度~令和4年度(2019年度~2022年度)※COVID-19対応のため支援期間(2019年度~2021年度)を延長
②支援期間:平成31年度~令和3年度(2019年度~2021年度)

防災分野「豪雨、洪水、地すべり」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
①地すべりのモニタリングと予報システムの構築
群馬大学 大学院理工学府
教授 〇若井 明彦
(タイ)タイ国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動化電子工学研究部門
研究員 ジェサダー・カーンチャナー
(ベトナム)チュイロイ大学 土木工学部 地質工学科
准教授 ホアン・ヴェット・フン
②洪水と地すべり災害における分散的異種ロボット群を用いた情報システム
京都大学 大学院工学研究科
教授 松野 文俊
(ロシア)カザン連邦大学 情報知能システム部
教授 〇イブギニ・マギド
(タイ)マヒドン大学 医用工学部
教授 ジジャクリット・スサコン

材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」

支援期間:平成29年度~令和3年度(2017年度~2021年度)※COVID-19対応のため支援期間(2017年度~2020年度)を延長

材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料のための機能性バイオナノテクノロジー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
遺伝物質の構造および初期感染過程のナノ可視化法の開発によるバイオナノテクノロジーの新たな展開
大阪大学 大学院薬学研究科
招聘教授 〇福井 希一
(タイ)カセサート大学 理学部遺伝科学科
助教 コンソン・スリクルナス
(ベトナム)ノンラム大学 バイオテクノロジー・環境研究所
講師 クオ・バオ・グエン

イノベーションのための先端融合分野「電力のためのインテリジェント・インフラストラクチャ」

支援期間:平成29年度~令和3年度(2017年度~2021年度)※COVID-19対応のため支援期間(2017年度~2020年度)を延長

先端融合(電力のためのインテリジェント・インフラストラクチャ)
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
e-Asia諸国における拡張可能型のクラスターに基づくエネルギーインフラの研究
早稲田大学 理工学術院 環境・エネルギー研究科
特任教授 〇中西 要祐
(タイ)国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動電子技術研究部
部長 ウドム・レウンファイザル
(フィリピン)ミンダナオ州立大学イリガン校 工学部
教授 ノエル・エストペレス
(インドネシア)マラン工科大学 工学部
教授 アブラハム・ロミ

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」

支援期間:平成29年度~平成31年度(2017年度~2019年度)

代替エネルギー分野「バイオエネルギー」
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
東アジアにおけるバイオマスエネルギーの社会実装に関わる実現可能性調査
早稲田大学 環境総合研究センター
所長 〇勝田 正文
(タイ)パニャピワット経営大学
常任理事 パリタッド・バンドフバンヨン
(ベトナム)ハノイ工科大学 交通工学部
学部長 チュアン・リアン
(インドネシア)インドネシア技術評価応用庁
部長 アヌゲラ・ウィディヤント
(ミャンマー)ミャンマー教育省 研究イノベーション庁
准教授 エイエイ・ハトウェ
(ラオス)ソウファノウボング大学
ディレクター ボウンミー・ケオハヴォン
ASEANバイオマス活用に向けた耐熱性微生物を利用するバイオ燃料等変換プロセスの開発
山口大学 大学院創成科学研究科 教授 〇山田 守
(タイ)カセサート大学 理学部
教授 サビトリー・リムトン
(インドネシア)ブラビジャヤ大学 農学部
助教 アントン・ムヒブディン
(ラオス)ラオス国立大学 自然科学部
准教授 ソムチャン・ボウンファミー

防災分野

支援期間:平成28年度~平成31年度(2016年度~2019年度)

防災分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
小型UAVを用いた災害リスク評価・監視・対応のための情報収集・利用システムの開発
防災科学技術研究所
主幹研究員 〇井上 公
(フィリピン)フィリピン火山地震研究所
副所長 バートロメ・バウティスタ
(インドネシア)インドネシア科学院地球工学研究所
所長 エコ・ユリアント
(タイ)国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動電子技術研究部
研究員 ウティパット・コバニチ
(ベトナム)ベトナム国立大学 工学部多領域野外観測技術センター
センター長 ブイ・クァン フン
雷放電観測網及び超小型衛星を活用した極端気象の監視と予測
北海道大学 大学院理学研究院
教授 〇高橋 幸弘
(インドネシア)インドネシア技術評価応用庁
所長 トリ・ハンドコ セト
(フィリピン)フィリピン科学技術省先端科学技術研究所
所長代理 ジョエル・マルシャーノ

イノベーションのための先端融合分野「交通のためのインテリジェント・インフラストラクチャ」

支援期間:平成28年度~平成31年度(2016年度~2019年度)

先端融合
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
IITSL:スマートライフを実現する知的統合交通
大阪大学 大学院工学研究科
教授 〇土井 健司
(タイ)タイ国立電子コンピューター技術研究センター
主任研究員 ワサン・パッタラアティコム
(フィリピン)デ・ラ・サール大学 土木学部
准教授 アレクシス・フィロネ

感染症分野

支援期間:平成27年度~平成29年度(2015年度~2017年度)

※以下3プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
アジアにおける節足動物媒介新興感染症制御手法構築のための総合研究
山口大学 共同獣医学部
教授 〇前田 健
(アメリカ)米国立衛生研究所国立アレルギー・感染症研究所 ウイルス学研究部・分子ウイルス学・病原体-宿主相互作用研究室
室長 海老原 秀喜
(インドネシア)ボゴール農業大学 獣医学部
学部長 スリハディ・アグンプリヨノ
(タイ)カセサート大学 獣医科学部
学部長 オラウット・レルカムムアイチョーク
(フィリピン)中央ミンダナオ大学 獣医学部
教授 エマニュエル・バルタザーレ
メコン川流域における肝吸虫患者のQOL維持とがん予防に資する革新的診断システムの開発と普及
産業技術総合研究所 糖鎖創薬技術研究センター
招聘研究員 〇成松 久
(タイ)コンケン大学 医学部
教授 ソピット・ワンカーン
(ラオス)保健科学大学 基礎科学部
教授 ボウンソム・サモントリ
マラリアワクチン候補分子トランスアミダーゼ様分子のヒトマラリアでの抗原性および遺伝子多様性の解析
長崎大学 熱帯医学研究所
教授 〇平山 謙二
(ミャンマー)医学研究センター
センター長 ティンモン・フレイン
(フィリピン)熱帯医学研究所 免疫学分野
分野主任 マリオ・ジズ

支援期間:平成27年度~平成29年度(2015年度~2017年度)

※以下1プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
インドネシアで流行しているH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスのパンデミックリスク評価
東京大学 医科学研究所
教授 〇河岡 義裕
(インドネシア)Avian Influenza Research Center, Universitas Airlangga
Prof. Chairul A. Nidom
(アメリカ)School of Veterinary Medicine, University of Wisconsin-Madison
Prof. Gabriele Neumann

支援期間:平成24年度~平成26年度(2013年度~2016年度)

※以下2プロジェクトは平成27年度(2015年度)より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

感染症分野
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
日本・ベトナム・フィリピンでの疫学調査によるインフルエンザ・結核による呼吸器感染症の3か国比較(JSTプロジェクトデータベースへ)
帝京大学 アジア国際感染症制御研究所
所長 〇鈴木 和男
(ベトナム)Department of Biomolecular Research for Infectious Disease, National Hospital of Pediatrics
Head, Dr. Phung Thi Bich Thuy
(フィリピン)University of the Philippines College of Medicine
Professor, Jaime Montoya
革新的なデング流行対策と治療法開発に資するデングウイルス準種と血管透過性因子の網羅的解析(JSTプロジェクトデータベースへ)
長崎大学 国際連携研究戦略本部
教授 〇長谷部 太
(ベトナム)Department of Virology, National Institute of Hygiene and Epidemiology
Head, Dr. Thi Quynh Mai Le
(フィリピン)Research and Biotechnology Division, St. Luke's Medical Center
Vice President, Dr. Filipinas F. Natividad
(カンボジア)Helminth at National Centre for Parasitology Entomology and Malaria Control / MOH
Deputy-Director and Program Manager,Muth Sinuon
(ベトナム)National Institute of Malaria, Parasitology and Entomology, MOH, Vietnam
Vice Chief of Department,Nguyen Thu Huong

材料(ナノテクノロジー)分野「機能性材料」

支援期間:平成26年度~平成29年度(2014年度~2017年度)

機能性材料
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
バイオマス資源化のためのナノカーボンを基盤とする触媒材料の開発
熊本大学 大学院自然科学研究科
教授 〇木田 徹也
(タイ)チュラロンコン大学 工学部化学工学科
准教授 アーティワン・ショティプルク
(フィリピン)デラサール大学 工学部化学工学科
教授 ジョセフ・アオレセニア

ナノテクノロジー・材料分野

※発足当時の名称

支援期間:平成24年度~平成27年度(2012年度~2015年度)

ナノテクノロジー・材料
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
環境因子の影響理解に基づいたアジア地区における構造材料の腐食マッピング
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 材料信頼性評価ユニット
グループリーダー 〇篠原 正
(ベトナム)ベトナム科学技術アカデミー 材料研究所 材料/損傷解析センター
センター長 レ・ホンリエン
(タイ)タイ国立科学技術開発庁 国立金属・材料技術研究所 材料信頼性研究ユニット
博士 チアンパイロット・アムニャイサック
東南アジアで深刻な病原体を検出するためのプラズモニックバイオセンサー
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 高分子材料ユニット
グループリーダー 〇三木 一司
(ベトナム)ベトナム科学技術アカデミー 物質科学研究所
所長 クワンリーム・グエン
(タイ)タイ国立科学技術開発庁 国立ナノテクノロジー研究所
シニア・アドバイザー タララジ・ダラクル

バイオマス・植物科学分野

※発足当時の名称

支援期間:平成24年度~平成27年度(2012年度~2015年度)

バイオマス・植物科学
プロジェクト名日本側研究代表者 相手国側研究代表者
最先端科学技術を用いたアジアにおけるキャッサバ分子育種の推進
国立研究開発法人 理化学研究所 植物科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム
チームリーダー 〇関 原明
(ベトナム)ベトナム農業遺伝学研究所
所長 リ・フイハム
(タイ)タイマヒドン大学 理学部
助教授 ナランガジャヴァナ・ジャランヤ