JSTオープンイノベーションフェアWEST~関西発 大学技術シーズ見本市~

JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

毎日使える防災情報提供システムおよび防災マップ作成支援システム

和歌山大学 システム工学部 システム工学科 教授 吉野孝

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シーズの概要

時間が経つごとに、人々の防災への意識は低下していくことが知られている。今後、南海トラフ地震や首都直下地震も危惧されており、人々の防災意識の継続、向上は必要不可欠である。
「毎日使える防災情報提供システム」は、出先での防災情報閲覧のきっかけを提供する防災情報提供システムである。ユーザのツイートに含まれる位置表現を利用して防災情報の提供を行う。さらに、漫画表現を用いて防災知識を提示する「防災4コマ漫画」を定期的に配信している。
「防災マップ作成支援システム」は、地域の防災力向上のための防災マップ作成および共有のためのシステムである。

マッチングを想定する業界

防災・減災を考えている企業。
防災情報提供で社会貢献しようとする企業。

用途利用分野

防災・減災分野。

事業化および新規産業形成の可能性

各地域おける防災・減災を支援する産業形成の可能性がある。

従来技術に対する新規性・優位性

防災情報を単に提供するだけでなく、ユーザのツイートから移動状態を検出する点。


図1 防災マップ作成支援システムの画面
(地図上に防災情報を自由に配置し,共有可能)


図2 防災情報提供botの画面(つぶやいた人が移動していることを認識して,防災情報を提供)

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