Matching HUB Kanazawa 2016
入場無料 2016.11.1[TUE] - 11.2[WED] 会場:ホテル日航金沢

出展概要

JSTでは北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が主催するMatching HUB Kanazawa 2016に出展します。
今回のイベントでは、JST復興促進センターとA-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)における事業成果および各種支援事業に関して展示発表します。
また、当日はJSTの事業担当者が会場内に常駐し、企業向けの支援事業制度等のご紹介や各種ご相談にも応じます。

出展イベント概要

名称 Matching HUB Kanazawa 2016
会期 2015年11月1日(火)、2日(水)10時00分~
※展示セッションは2日のみの開催となります。
会場 11月1日(火):ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市昭和町16-3)
11月2日(水):ホテル日航金沢(石川県金沢市本町2-15-1)
入場料 無料
主催 北陸先端科学技術大学院大学 産学連携本部 産学官連携総合推進センター、北陸先端科学技術大学院大学支援財団
中小企業基盤整備機構 北陸本部、産業技術総合研究所 中部センター
後援 科学技術振興機構、他

※本イベントの詳細は「こちら」から(北陸先端科学技術大学院大学JAIST-Netページへリンクしています。)

Matching HUB関連機関セミナー「JST産学連携事業成果発表会」:11月2日(水)14:30より開催


JSTではイノベーションが期待される科学技術シーズを実用化して社会に還元し、社会経済や科学技術の発展や国民生活の向上につなげる「産学連携事業」に取り組んでいます。
今回はその取り組みや、いくつかの成果事例をご紹介いたします。

会場
ホテル日航金沢4Fホワイエ特設会場
14:30 - 14:32
開会
14:32 - 14:42
研究成果展開事業マッチングプランナープログラムのご紹介
14:42 - 14:52
研究成果最適展開支援プログラム「A-STEP」のご紹介
14:52 - 14:55
A-STEP事業成果発表1 アリオス株式会社/金沢大学/産業技術総合研究所
14:55 - 14:58
A-STEP事業成果発表2 株式会社シャルマン
14:58 - 15:01
A-STEP事業成果発表3 日華化学株式会社
15:01 - 15:04
A-STEP事業成果発表4 中越パルプ工業株式会社
15:04 - 15:09
東日本大震災からの復興促進ー復興促進事業のご紹介—
15:09 - 15:12
復興促進事業成果発表1 釜石ヒカリフーズ株式会社
15:12 - 15:15
復興促進事業成果発表2 ハード工業有限会社
15:15 - 15:18
復興促進事業成果発表3 有限会社ヘルシーハット
15:18 - 15:23
研究成果展開事業JSTスーパークラスタープログラムのご紹介
15:23 - 15:26
スーパークラスタープログラム 福井地域サテライトのご紹介〔愛知地域〕
15:26 - 15:29
スーパークラスタープログラム 福井地域サテライトのご紹介〔京都地域〕
15:29 - 15:30
閉会

※発表会の聴講お申し込みは「こちら」から(北陸先端科学技術大学院大学JAIST-Netページへリンクしています。)

JST事業成果展示:11月2日(水)10:00より開催

産学官でGaN系パワーデバイスの実用化を目指す!
国立大学法人福井大学
JSTスーパークラスタープログラム
福井地域サテライトクラスター(愛知地域スーパークラスター)

<研究内容の特徴>
自立GaN基板の高品質な特長を十分に活かすことにより、省エネ特性で世界をリードするパワーデバイス性能を実現しています。
<技術アピール>
自立GaN基板を用いて、横型トランジスタである高電子移動度トランジスタ(HEMT)と縦型トランジスタであるトレンチ構造MOSFETを試作し、性能限界と可能性について有用な知見を得るため、GaN系パワーデバイスの実用化に取り組む企業と共同研究を進めています。強力なスクラムを組んだ福井地域サテライトクラスターの実施体制に加えて、山口地域、愛知地域との連携を加えることで、今後もGaN-on-GaNパワーデバイスの新たな可能性を拓いていきます。
●代表研究者
国立大学法人福井大学
学術研究院 工学系部門
教授 葛原 正明
(専門分野:電気電子工学、電子デバイス・電子機器、化合物半導体電子デバイス、デバイス・シミュレーション)

〒910-8507 福井県福井市文京3丁目9番1号
Tel:0776-27-9714 Fax:0776-27-9720
URL:http://kuzuharalab.fuee.u-fukui.ac.jp/

ワイドギャップ半導体SiCを使いこなすための技術
国立大学法人福井大学
JSTスーパークラスタープログラム
福井地域サテライトクラスター(京都地域スーパークラスター)

<研究内容の特徴>
材料・プロセス開発におけるフッ素化学の多面展開を基礎に、次世代半導体SiCの実用化に貢献する、地域の戦略的基盤産業技術の高度化を図っています。
<技術アピール>
次世代ワイドギャップ半導体SiCについて、実用のために必要なデバイス製造技術開発を行うとともに、周辺技術や素材、実証用機器の開発をあわせて進めています。特に、電気自動車や家庭用据置用途のリチウムイオン電池利用蓄電ユニットを念頭に、SiC素子を利用した各種電源ユニットBMSやDC-DC昇圧コンバーター等の試作を行い、素材や電池製造技術とのすり合わせ行う中から、関連する地域のものづくり産業技術とタイアップして生産に近い技術群・製品群の提供を実現しています。
●代表研究者
国立大学法人福井大学
産学官連携本部
教授 米沢 晋
(専門分野:無機フッ素化学及び電気化学)

〒910-8507 福井県福井市文京3丁目9番1号
Tel:0776-27-9948 Fax:0776-27-9742
URL:http://fluo.sakura.ne.jp/hisac/

東日本大震災からの復興・再生への支援
JST復興促進プログラム

<事業の特徴>
東日本大震災からの復興に向けて、JSTがこれまでに蓄積してきたノウハウ、強みを最大限に活用し、被災地発のイノベーション創出に貢献。
<アピールポイント>
JST復興促進センターでは、平成24年度から平成27年度まで、盛岡・仙台・郡山の3つの事務所を拠点として、科学技術イノベーションによる東日本大震災からの早期復興を支援してまいりました。 JSTのマッチングプランナーが、被災地域の企業ニーズを発掘し、その解決に向けた産学共同研究の支援を行っており、すでに製品販売に至るなどの成果も生まれています。 今回、これらの研究の成果をご紹介します。
●Contact
国立研究開発法人科学技術振興機構
イノベーション拠点推進部地域イノベーショングループ

〒100-0076 東京都千代田区五番町7K's五番町
Tel:03-6272-4732
URL:http://www.jst.go.jp/fukkou/

マイナス0.8℃でそのまま旬送
釜石ヒカリフーズ株式会社

<特徴>
東日本大震災により水産業の灯が消えた岩手県釜石市唐丹町(とうにちょう)に震災後岩手県初となる新規水産加工会社として23年8月に設立致しました

<アピールポイント>
その美味しさから全国的な提供が望まれる三陸の海の幸。しかし、現在の流通方法では長期間の鮮度保持に限界があった。そこで、高知工科大学が開発した塩分濃度をコントロール可能なスラリーアイス製造装置を活用。生鮮魚介類を冷却・保存するのに最適な使用方法を産学共同研究し、シャーベット状の氷で魚を傷つけず、冷凍せずに鮮魚を全国にお届けする鮮度流通システム「スラリーアイス便」を開発(商標登録)。スラリーアイス便で三陸の海産物を出荷、ブランド商品として販売を目指す。
●会社概要
釜石ヒカリフーズ株式会社
〒026-0121 岩手県釜石市唐丹町字小白浜568番地
Tel:0193-55-3663 Fax:0193-55-3722
URL:http://www.hikarifoods.jp/

◇従業員数:23名
◇資本金:1,500万円
◇業種:水産加工業

高速燃焼炎を用いたアトマイズ法による金属粉末
ハード工業有限会社

<特徴>
溶射技術を中核として、機械加工・溶接・製缶・研磨迄一貫した加工が可能です。 各種鋼材をストックする事により、緊急時の即時対応も可能です。

<アピールポイント>
従来のアトマイズ法では実現が難しい微細な金属粉末製造と、超急冷システムの研究により乾燥状態でアモルファス合金粉末製造技術を確立できた。近年、圧粉磁心に低損失と高磁束密度の両立を狙ったFe基アモルファス粉末合金材料の適用が進めらている。軟磁性アモルファス合金粉末は、今後製品の小型化や高い周波数に対応して過電流損失を低減する必要がある為、平均粒径で数~20?m程度の微粉末の需要が大幅に増えつつある。市場の要求に対応する為、私共は更なる微細化に向けて取りくんでおります。
●会社概要
ハード工業有限会社
〒031-0071 青森県八戸市沼館三丁目2-18
Tel:0178-22-3379 Fax:0178-22-3479
URL:http://www.hard-industry.com/

◇従業員数:24名
◇資本金:500万円
◇業種:金属加工業

食物アレルギーでも安心!美味しい!米粉クッキー
有限会社ヘルシーハット

<特徴>
卵、牛乳、小麦などの主要なアレルゲンを使用しないお総菜、パン、スイーツなどの食物アレルギー対応食品を自社工場で開発製造しています。

<アピールポイント>
山形大学・西岡研究室の開発した「加熱・せん断型アルファ化穀物粉製造装置」で得られるアルファ化米粉を利用した、米粉のクッキーです。卵や乳、小麦を使わず、手成形(絞り出しや型抜き)ではなく、従来は難しかったデポジッター等の製造機械による生地の成形が容易になりました。東日本大震災の経験をもとに、健常者もアレルギー患者も一緒に安全に食べられるよう食味の面でも工夫するとともに、缶詰による3年保存を実現しています。 食物アレルギー対応食品でお困りの方、お気軽にご相談ください。
●会社概要
有限会社ヘルシーハット
〒983-0803 宮城県仙台市宮城野区小田原1-4-26
Tel:022-292-0355 Fax:022-292-0357
URL:http://www.healthy-hut.co.jp

◇従業員数:9名
◇資本金:300万円
◇業種:アレルギー対応食品の開発製造、卸売・小売販売

研究開発を支える真空・プラズマの専門家集団です。
アリオス株式会社

<特徴>
機械や電気、化学などの専門家が設計・製造・販売まで一貫した体制で研究用機器を提供しています。真空とプラズマの事はお任せ下さい。

<アピールポイント>
お客様のイメージを具体的な形にし、要望に対する最善策を提案するため、シミュレータや2次元・3次元CADを駆使して適切な設計を行っています。部品の精密洗浄から正確な組み立てにより、信頼性の高い研究開発機器を提供しています。真空とプラズマ技術の高度な融合によるダイヤモンドCVD装置は、弊社独自技術として特許を取得し、A-STEP支援の共同研究により超高速成長と半導体自立基板の作成を実現しました。新素材や表面処理、半導体などの研究開発はぜひ当社にお声かけ下さい。
●会社概要
アリオス株式会社
〒196-0021 東京都昭島市武蔵野3-2-20
Tel:042-546-4811 Fax:042-546-4814
URL:http://arios.co.jp

◇従業員数:31名
◇資本金:1,500万円
◇業種:製造業

革新的な技術に挑戦し続け、安心と喜びを提供。
株式会社シャルマン

<特徴>
国内における最大規模の総合眼鏡フレーム一貫メーカーとして、商品企画・デザインから完成品までを製造・販売している。

<アピールポイント>
大阪大学のシーズである高輝度レーザを用いたプロセス制御法による溶接欠陥を抑えた高品質な精密溶接技術と、サーボプレスを用いた複合加工モーションによる高精度・高効率な鍛造加工およびチタン合金のフレーム外観品質を向上させる噴射加工技術を(株)シャルマンが開発・融合し、大幅な工程削減と、従来、実現が困難であった異種材を用いた高機能かつ緻密なデザインの眼鏡フレームの実用化を可能とした。また眼鏡フレームに留まらず、これらの技術を高度に利用し、手術用医療機器への展開も進めている
●会社概要
株式会社シャルマン
〒916-8555 福井県鯖江市川去町6-1
Tel:0778-52-4141 Fax:0778-54-0652
URL:http://www.charmant.co.jp

◇従業員数:2,435名(グループ全体)
◇資本金:6億1,700万円
◇業種:眼鏡フレーム、サングラスの商品企画製造販売/医療機器の開発及び製造販売

みんなの暮らしや未来を輝かせる技術
日華化学株式会社

<特徴>
世界有数の繊維産地を背景に培った界面活性技術。この技術を様々な分野に応用展開し、これからもみんなの暮らしや未来を輝かせる技術をお届けします。

<アピールポイント>
プリンテッドエレクトロニクスで使用される導電性インク材料として、Agが多く用いられているが、コストやマイグレーションなどの諸問題を有する。Ag材料の問題を克服できる素材としてCuが大きく期待されているが、Cuは酸化され易く導電化処理に課題が多く存在する。課題を解決するため、大気下で安定且つ低温で銅と窒素に分解する窒化銅ナノ粒子を配線インクに応用し、導電発現温度の低温化と抵抗率の低下を検討した結果、光焼成を用いて1×10-6~10-5 Ω·cmを達成した。
●会社概要
日華化学株式会社
〒910-8670 福井県福井市文京4丁目23-1
Tel:0778-52-4141 Fax:0778-54-0652
URL:http://www.charmant.co.jp

◇従業員数:1,444名
◇資本金:28億9,800万円
◇業種:化学メーカー販売

里山や森林の恵みを活かし 暮らしをもっと豊かに
中越パルプ工業株式会社

<特徴>
総合紙パルプメーカーとして「環境にやさしい企業活動」を基本に、持続的発展が可能な豊かな社会の実現を目指して努力いたします。

<アピールポイント>
富山大学との産学共同研究のもと製紙汚泥を原料とした高温耐熱性菌によるエタノール製造技術確立に向けた実証実験を進めています。製紙汚泥減容化のための焼却時には重油を使用します。本エタノール生産システムを完成させることにより、汚泥焼却時の重油使用量及びCO2発生量を削減し、価格競争力のあるバイオ燃料の供給が可能となります。本技術のスケールアップのために、排水汚泥の脱水・粉砕・均一分散・ハンドリング技術、気体の水への溶解技術や蒸留技術を探しています。
●会社概要
中越パルプ工業株式会社
〒933-8533 富山県高岡市米島282
Tel:0766-26-2472 Fax:0766-26-2454
URL:http://www.chuetsu-pulp.co.jp/

◇従業員数:86名
◇資本金:188億円
◇業種:紙パルプ製造販売

お問い合わせ
産学連携展開部産学連携プロモーショングループ   TEL:03-5214-7519  受付時間10:00~17:00(土日・祝日除く)   Mail: entryアットマークjst.go.jp