出展概要

音声による意思の伝達は、日々の暮らしにおいて欠かすことのできない重要な行為ですが、身体的な制約、環境的な制約、能力的な制約などにより、十分な情報を持つ音声を生成することができない状況が存在します。本研究では、制約を超えた音声生成の実現を目指し、発声された音声を瞬時に変換することで所望の情報を持つ音声の生成を可能とする「音声生成機能拡張技術」の構築に取り組んでいます。統計的手法に基づく音声変換処理の改良に加え、発声者の協力的動作を活用して音声を制御する仕組みを導入することで、より柔軟な情報伝達を可能とする音声生成機能の実現を目指します。

JST支援プログラム名称・期間

さきがけ「新しい社会システムデザインに向けた情報基盤技術の創出」「ユーザの適応能力を活用する共創型音声生成機能拡張技術の構築」（平成28年度～平成31年度）