- 電流を流さないスピン波ロジック素子
豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 電気・電子情報工学系 助教 後藤 太一
小間番号 | 展示 108 |
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出展概要
極薄の磁性酸化物(絶縁体)中を伝搬するスピン波は,波長がナノメートルオーダーにまで短縮可能です。これは光の波長よりも短く,電子のド・ブロイ波長よりも長い絶妙な大きさで,電子回路形成の基盤技術を用いて,光回路のように波の性質を利用した,これまでのデザインルールに縛られないデバイスが実現可能です。本研究では,これら利点を,多入出力スピン波位相干渉素子を形成することで実証し,スピン波回路の礎を築きます。
JST支援プログラム名称・期間
さきがけ「素材・デバイス・システム融合による革新的ナノエレクトロニクスの創成」「極薄磁性酸化物中におけるスピン波位相干渉を用いた多入出力演算素子の開発」(平成27年度~平成30年度)