Japan Science and Technology Agency Fair JSTフェア2017-科学技術による未来の産業創造展-

JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

生物嗅覚機能を活用したがん検査自動解析試作システム

日立製作所

3 すべての人に健康と福祉を

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小間番号 展示 J12-4

出展概要

線虫が尿中に含まれるがんのにおいに反応し、がん患者の尿には近寄り健常者の尿からは遠ざかる特性を利用した、線虫がん検査の工程を自動で行う検査システムの開発を行っています。今回、検査容器への尿検体と線虫の配置を自動で行う分注システムと線虫の動きを連続的に撮影し、得られた画像データから自動で解析を行うことを可能とした自動撮像・画像解析システムを試作しました。また、連続撮像により線虫の移動度を指標とした検査の管理方法を開発しました。なお、本発表成果はA-STEP支援終了後に自社開発にて実施したものです。

JST支援プログラム名称・期間

A-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)
シーズ顕在化タイプ
開発期間:平成26年度~平成27年度
課題名:線虫による早期がん検査法の研究

共同研究者情報

  • 九州大学 大学院理学研究院生物科学部門 助教 広津 崇亮

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