- 数理視覚科学からのイノベーション -錯視と画像処理-
東京大学 大学院数理科学研究科 教授 新井 仁之
出展分野 | その他 |
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支援プログラム名称 | さきがけ(平成19年度~平成22年度) 「ウェーブレットフレームを用いた視覚の数理モデル」 CREST(平成22年~) 「計算錯覚学の構築 --- 錯視の数理モデリングとその応用」 |
小間番号 | 展示 E-18 |
出展概要
旧来、静止画なのに動いて見える錯視は、研究者やデザイナーが特殊なパターンを見出して職人芸的に作成してきましたが、今回、任意の画像から浮遊錯視画像を作る浮遊錯視生成アルゴリズムを開発しました。これは、脳内の視知覚に関する情報処理の数理モデルにおいて、錯視に関与する神経細胞に相当するものを制御し、コンピュータを用いて錯覚画像を作るもので、従来のタイプの作り方とは一線を画した“世界初の新しい方法で作られる錯視”です。
共同研究者情報
実施先企業:楽プリ㈱、六花亭製菓㈱