- 論理BIST用スキャンテストの低電力化技術
九州工業大学 大学院情報工学研究院 情報創成工学研究系 教授 梶原 雅弘
出展分野 | その他 |
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支援プログラム名称 | CREST(平成20~26年度)「フィールド高信頼化のための回路・システム機構(ディペンダブルVLSIシステムの基盤技術)」 |
小間番号 | 展示 E-11 |
出展概要
LSI等のテスト回路の1つである論理BIST(Built-in Self Test:組込自己検査)においては、テスト動作時に通常動作の数倍の電力が消費されるため、発熱による誤テストが起こるという問題があります。
本技術は、スキャンイン、キャプチャ、及びスキャンアウトの3つのテスト動作に着目し、電力消費の1つの要因であるトグル(信号値変化)数を削減することにより、テスト時の消費電力を大幅に低減することに成功しました。