- バイオガス改質プロセスを利用した 水素の製造と二酸化炭素の分解
鹿児島大学 大学院理工学研究科 化学生命・化学工学専攻 教授 平田 好洋
出展分野 | グリーンイノベーション |
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支援プログラム名称 | 知財活用促進ハイウェイ(大学特許価値向上支援)(平成23年度、25年度) |
小間番号 | 展示 E-04 |
出展概要
本技術は、バイオガス(CH4:60%、CO2:40%)を用い、特定のカソード触媒、特定のアノード触媒および特定の多孔質電解質膜を有する電気化学セルで改質し、ほぼ100%の水素を瞬時に合成する技術であり、現在、世界の主流である、「ナフサの水蒸気改質法による水素の製造」に比べて原料費は少し高いものの、将来コストダウンの可能性があり、何よりも環境上の課題である、「炭酸ガスを排出しない」ことから将来的に大いに期待できる技術です。