- ムール貝を模倣した様々な材料に接着するポリマー材料
東北大学 多元物質科学研究所 自己組織化高分子材料研究分野 准教授 藪 浩
出展分野 | ナノテクノロジー・材料 |
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支援プログラム名称 | さきがけ「分子技術と新機能創出」 |
小間番号 | 展示 C-01 |
出展概要
ムール貝は海水中で多様な材料表面に接着する。この接着力はムール貝が分泌する接着タンパク中に含まれるカテコール基が多様な材料と配位結合や水素結合などの様々な相互作用を持つことに由来する。また、カテコール基はフェノール性水酸基を2つ持つため、還元剤としても働くことが知られている。
本展示では、接着基あるいは還元剤としてカテコール基を組み込んだ合成ポリマーの合成と、その接着性や金属ナノ粒子の合成能について紹介する。