出展概要

化学産業では膜分離によるプロセスの省エネ化が期待されていますが、耐久性に富む分離膜の開発が必要です。本製品（ナノセラミック分離膜）では、1 nm以下の細孔構造を精密制御することで、高透過流束、高分離選択性、高耐久性を実現しました。例えば膜細孔径を0.3～0.4nmすることで水（0.30 nm）と酢酸（0.43nm）を高選択的に分離することが可能です。当該分離膜は膜モジュールに内包させて利用します。

共同研究者情報

奈良先端科学技術大学院大学
物質科学教育研究センター