出展概要

本研究では、航空機産業で近年普及している熱硬化性CFRP用の穴あけ工具"スカットドリル"を開発しました。従来の工具は切削負荷が先端に集中する為、バリや層間剥離が起き易かったが、本開発品は、タップ逐次切削を応用し、切削負荷を分散させる事で、バリや層間剥離の発生を抑制する事が出来ます。これまでに一般用CFRPで2,000穴加工、航空機用CFRPにおいては700穴加工を達成。2020年には自動車産業においてもCFRPが本格的に普及すると考えられ、本開発品への格段の需要が期待出来ます。

JST支援プログラム名称・期間

復興促進プログラム（マッチング促進）・平成25年10月 ～27年3月

共同研究者情報

• 秋田県産業技術センター、宮城県産業技術総合センター

ブース位置詳細