- 室温で動作する高感度の生体磁場検出用センサを開発
東北大学 大学院工学研究科 教授 安藤 康夫
出展分野 | ライフイノベーション |
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小間番号 | 展示 G3-7 |
出展概要
トンネル磁気抵抗素子を用いた、高感度の生体磁場検出用センサを展示します。素子と回路の低ノイズ化を図ったこのセンサを用いて、TMRセンサとして世界で初めて心臓磁場検出に成功しました。先行技術の超伝導コイルでは必須の液体ヘリウムでの冷却機構は不要で、小型で室温動作のセンサのため、測定装置の大幅なコストダウンが見込めます。将来的には、心疾患の予防医療だけではなく、スポーツ、ヘルスケアなど、多方面での応用が期待できます。
JST支援プログラム名称・期間
戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)
研究開発テーマ「スピン流を用いた新機能デバイス実現に向けた技術開発」
研究開発課題「トンネル磁気抵抗素子を用いた心磁図および脳磁図と核磁気共鳴像の室温同時測定装置の開発」
(平成23年度~32年度(予定))
共同研究者情報
- コニカミノルタ(株) 開発統括本部 マネージャー 土田 匡章