NEDO特別講演

近年注目の知財戦略と標準化戦略を融合した事業マネジメントに関して、企業におけるイノベーション創出事例や最近の政策について紹介します。

時間 発表のテーマ 講演者
発表の概要
10:10~11:10
KP01
イノベーション・マネージメントに活かす標準化・知的財産

ソニー株式会社
VP 知的財産センター
センター長
守屋 文彦 氏

守屋 文彦 氏

事業戦略とR&D戦略と知的財産戦略は、三位一体で有ると喧伝される。だが、実態はどうであろうか?
経営者が知的財産の重要性を語ることは多い。しかし、持続的な繁栄を担保できるようなレベルで、知財マネジメントを経営戦略に織り込めることは少ないのではないか。近年色々な研究やワーキンググループ等で、標準化戦略と知財マネジメントを有機的に分析して、実務に活用する例が見受けられる。本講演では、光ディスクの標準化などのソニーの事例において、標準化戦略と知財マネジメントをどのようなビジネスモデルで実現し、イノベーションを産み出しているかを紹介する。
11:10~12:10
KP02
知財と標準化の戦略

経済産業省
産業技術環境局
基準認証政策課長
土井 良治 氏

標準化戦略と知財戦略とは、企業の事業戦略にとって、それぞれ有力なツールであるにも関わらず、元来各々独立した手段であると考えられてきた。標準化は技術を普及させる手段としてとらえられる一方、知的財産権の活用は、技術の独占によって自社の競争力を高める手段として捉えられており、両者は目的を異にするものと通常考えられているからである。
しかしながら、近年、特許技術が標準に必須のものとして含まれる例が増え、また、欧米を中心として、標準の必須特許に関する数々の知財係争が起こったことから、標準と特許はもはや独立した手段ではなく、両者を組み合わせた戦略が有力なビジネスツールになると考えられるようになってきている。
今回は、このような背景を踏まえ、いくつかの事例を交えて知財と標準化の戦略及び最近の我が国の基準認証政策の概要を紹介する。
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