採択プロジェクト

プロジェクト推進型 
ビジネスモデル検証支援

2023年度

 (グレー網掛)は終了課題です。所属・役職名はすべて採択時のものとなります。

プロジェクト名 研究代表者 概要
発電効率が高い超薄型有機太陽電池を用いたディスポーザブルソーラーシールの事業化検証
採択課題紹介(PDF:171KB)
理化学研究所
開拓研究本部
専任研究員
福田 憲二郎
発電効率が高く柔軟な超薄膜有機太陽電池を使った製品販売について事業化検証を行う。具体的には、極力加重のない電力補給方法を必要とする想定顧客へのヒアリングと、実用化に向けた、発電時間、耐久性、生産方法などの技術的課題の検討を行う。
アルツハイマー病を発症前診断・早期診断する技術の事業化検証
採択課題紹介(PDF:384KB)
東京慈恵会医科大学
ウイルス学講座
准教授
小林 伸行
アルツハイマー病(AD)に対するアミロイドβ除去療法の進展により早期診断の重要性が増しているが、現状の検査方法の費用は高価であり、簡便な診断法の開発が求められている。本事業では簡便、安価なADの早期診断法として、血液中DNAメチル化量の測定法を開発、検証する。
光学顕微鏡分子振動観察ユニットの事業化検証
採択課題紹介(PDF:153KB)
東京大学
大学院理学系研究科
准教授
井手口 拓郎
非染色で分子振動分布の画像化が可能な赤外フォトサーマル顕微鏡の技術を既存の光学顕微鏡に適用するための分子振動観察ユニットを作製する。作製した試作品を用いて各種試料の計測を実施し、顧客候補からのフィードバックを取り入れながら市場開拓活動を推進する。
AR技術を用いた医療手技の自主訓練支援システムの事業化検証
採択課題紹介(PDF:175KB)
東京大学
大学院医学系研究科
特任研究員
永代 友理
AR技術を用いた医療手技の自主訓練支援システムの事業化に向け顧客ニーズの調査を行い、システム要件を明らかにするとともに顧客ニーズに合わせたビジネスモデルの検討を行う。また、自主訓練効果を向上させるために必要なシステムの機能について調査・開発を行い、効果検証を行う
界面活性剤を使用せずに香りを閉じ込めるアロマエフィの事業化検証
採択課題紹介(PDF:168/KB)
信州大学
学術研究院
教授
酒井 俊郎
界面活性剤を使用しないエマルション(エフィ)製品の製造技術を「量産化装置販売・製造レシピ提供・導入コンサルティングサービス」としてパッケージ化しエマルションメーカーに提供する事業と、エフィ製品を一般消費者に販売する事業の立ち上げを目指す。本事業では特に、香り成分を水中に閉じ込めた「アロマエフィ」製品販売の事業化検証を進める
多様かつ直感的なアダプテーション機能を有する継続的に利用できる外観検査AI技術の開発
採択課題紹介(PDF:204KB)
九州工業大学
大学院情報工学研究院
准教授
徳永 旭将
限られた不良画像からも効率的にAIモデルを訓練できる基盤モデルと、実環境に対応する強力なアダプテーション能力とを両軸とした自動外観検査AIと、拡張現実を用いた外観検査支援AIを開発する。また、それらを総合的・継続的に管理可能なプラットフォームとして提供する事業の検討を行う。
革新的浸漬沸騰冷却技術の事業化検証
採択課題紹介(PDF:223KB)
九州大学
大学院工学研究院
教授
森 昌司
車両用電子機器、データセンター、自動運転AI用電子素子などにおいて、高性能な冷却技術が切望されている。本申請課題では、高い冷却性能をもつ革新的浸漬沸騰冷却技術を開発し、大きな市場を開拓するために効率良く本技術を導入するためのビジネスモデルを提案・検証する。
養豚場から出る未利用プラセンタの有効活用技術の事業化
採択課題紹介(PDF:233KB)
崇城大学
生物生命学部
教授
山本 進二郎
本提案は、養豚場から出る未利用のプラセンタを家畜やペットのサプリメントとして有効利用することを目指し、①プラセンタの現場からの回収と保存、②加工、③活性評価、④申請者の独自シーズとプラセンタの組み合わせによる、機能面での他社製品との差異化などを検討し、事業化を目指す。