戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)

広報活動

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イベント

このイベントは終了しました。

開催結果報告

盛況のうちに終了いたしました。
多くの方々にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。

参加者
約40名
  • 写真:コロキウム会場の様子
    コロキウム会場の様子
  • 写真:懇親会の様子
    懇親会の様子

第3回 SIP「革新的構造材料」 コロキウム 「マルチスケール力学の現状と課題」

構造材料の研究において、マルチスケール力学は近年著しい発展を遂げてきた。マルチスケール力学では、各スケールにおける材料の力学挙動の記述をスケール間で如何に接続するかという本質的な問題があります。材料や対象とするスケールなどによってそのアプローチが異なり統一的な扱いが難しい現状です。今回のコロキウムではマルチスケール力学の歴史を振り返るとともに近年の研究動向を紹介し、マルチスケール力学における技術的課題、解決方法、現状未解決の問題を明らかにすることを目指します。

特に、マテリアルズインテグレーションでは、マルチスケール力学が現状をつなぐために非常に重要です。ここでは、種々の材料のマルチスケール力学問題について考えます。

開催概要

開催日時
2016年7月12日(火) 13:30~17:00
開催場所
東京大学駒場キャンパス 先端科学技術研究センター 13号館講堂 (3階)
世話人
梅野 宜崇(東京大学 生産技術研究所)

プログラム (敬称略)

・金属材料の転位挙動のマルチスケールモデリング
高橋 昭如(東京理科大学)
・不均質材料のマルチスケール非弾性解析手法の開発とバリデーション
松田 哲也(東京理科大学)
・複合材料のマルチスケールモデリング
椎原 良典(豊田工業大学)
・デバイス材料およびポリマーのマルチスケールモデリング
梅野 宜崇(東京大学 生産技術研究所)
・ディスカッション
・懇親会 17:00~

コロキウムとは?

コロキウム=ディスカッションを伴うシンポジウム

本コロキウムの目的

材料の種類を問わずに靱性を向上させる方法を整理し、学術的な側面から材料の靱性向上(高靭性化)を最大にするための組織を展望し、実際の材料開発に応用する方法などを議論することを目指します。

このような議論を行うために金属材料、金属間化合物材料、セラミックス材料、高分子材料、複合材料の分野から材料の種類を問わない高靭性化機構を議論することを目的とする。