最終更新日:2015年10月22日
平成27年10月15日(木)、東京・渋谷区のEVENT SPACE EBiS 303イベントホールにて「SIPシンポジウム2015~日本初の科学技術イノベーションが未来を拓く~」(主催:内閣府)が開催されました。
本シンポジウムでは、SIP10課題のプログラムディレクター(PD)らが登壇し、昨年のSIP研究開発開始以降1年間の取り組み状況の説明や、「SIPにおけるモノづくり」、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた各課題の取り組み」をテーマとしたディスカッションなどが行われました。併せて、11課題目の新規課題候補である「重要インフラ等におけるサイバーセキュリティの確保」の概要説明が、PD候補の後藤厚宏情報セキュリティ大学院大学研究科長・教授より行われました。
また、会場前の展示ゾーンに設けられたブースでは、SIP各課題が、それぞれの研究成果にかかわる様々な成果物を展示しました。JSTが管理法人をつとめる5課題も、研究開発成果である材料サンプルや実機、各種模型、動画等を展示し、多くの方にご覧頂きました。来場者による人気投票が実施されたこともあり、各課題のブースでは研究者や課題関係者による熱心な説明が行われ、シンポジウムの合間の時間も展示ゾーンは多くの方で賑わいました。
本シンポジウムを通じ、広く一般の方にSIPの取り組みや成果を知っていただく機会になるとともに、各課題間においても相互理解や横の連携を一層深めるきっかけにもなったかと思われます。
JSTとしても引き続き、PDによる強力なリーダーシップの下、内閣府、関係省庁、他の管理法人とも緊密に連携しながら、科学技術イノベーションの実現に向けて各課題の研究開発を支援してまいります。
■SIPシンポジウム2015 ホームページ
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sympo1510/sympo2015.html
■JSTが管理法人をつとめる5つのSIP課題も出展