戦略的国際科学技術協力推進事業
(平成20年8月29日 募集は締め切りました)

平成20年度 日本‐米国研究交流課題(高度化センサー技術)の募集のお知らせ

科学技術振興機構( JST )では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しています。本事業では、アメリカ合衆国と「高度化センサー技術」に関する研究交流の支援を実施することとして、今般、課題を募集致します。

■ 概要

JST では、政府間合意等に基づく重要課題に関する戦略的な国際科学技術協力を推進するため、共同研究、研究集会開催の方法を有機的に組み合わせて実施することにより国際研究交流の促進を図ることを目的とした、戦略的国際科学技術協力推進事業を実施しています。
平成15年度に、相手国・実施分野としてアメリカ合衆国(米国)と「安全・安心な社会に資するための科学技術」の分野につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、米国側と協議を重ねた後、平成16年度より「安全・安心な社会に資するための科学技術」に関わる分野に関する研究交流を3年に亘り実施しています。

 平成20年度は、昨年に引き続き「安全・安心な社会に資するための科学技術」の一分野である「高度化センサー技術」に関わる、平和利用に限定した
@ 安全・安心な社会のためのセンサー技術並びにセンサー利用システムの研究(ビル建造物、道路や橋梁等の施設の地震や自然災害対応、他)
A 生活の質の向上を目指したセンサー技術並びにセンサー利用システムの研究(老人や身障者の介護支援機器・リハビリテーション支援、他)
B @及びAのためのセンサー・ネットワーク

に関する具体的課題の提案を募集します。

JSTは、米国の研究ファンディング機関である 米国国立科学財団(NSF : National Science Foundation, URL:http://www.nsf.gov/)と協力して、共同研究(日米両国の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます)を支援することを予定しています。

JSTは、当該研究領域に係る日米研究交流の課題の提案を募集します。なお、今回の募集は、相手の米国側研究者が、@既にNSFからファンドを受けている、又はA2008年9月にNSF Engineering Directorateが予定しているWindow for Unsolicited Proposalsにプロポーザルを提出する、又はB2008年9月又はそれ以前〆切のNSF Office of International Science & Engineering (OISE)プログラムを含むNSF各部局の然るべきプログラムにプロポーザルを提出することを前提として、日本側研究者を支援するものです。詳しくは、募集要項をご覧下さい。

戦略的国際科学技術協力推進事業 研究交流のしくみ

■ 募集期間

平成20年6月20日〜平成20年8月29日

■ 募集要項

募集要項(PDF形式(241KB)) (募集要項は正として英文、参考に和文を付しています)

■ 申請方法

日本側研究者は、府省共通研究開発管理システムから申請します。本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
本システムへは、
http://www.e-rad.go.jp/index.html
よりアクセス出来ます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、WEB上から申請書類(Word形式(149KB))をダウンロードし、記入して下さい。

■ 本件に関するお問合せ先

独立行政法人 科学技術振興機構 国際部 事業実施担当 金子、田中
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail :