戦略的国際科学技術協力推進事業

平成21年度 日本‐スイス研究交流課題の募集のお知らせ

独立行政法人 科学技術振興機構(以下、「JST」)では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しております。 本事業では、平成20年度に引き続き平成21年度もスイスと「医学研究」に関する研究交流の支援を行うこととし、課題を募集いたします。

■ 概要

本事業は、政府間合意に基づき文部科学省が特に重要なものとして設定した国・地域・分野に於いて、 研究交流を推進することにより、我が国の科学技術の発展に資することを目的としています。

平成20年度、スイスと「ライフサイエンス」分野につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、 当該分野の中の「医学研究」に関する研究交流課題の募集を行うことになりました。

JSTは、スイスの研究機関を代表したスイス連邦工科大学チューリヒ校(※)(Swiss Federal Institute of Technology Zurich、以下「ETHZ」)と協力して、日本−スイス研究交流の共同支援のための新たな枠組を構築し、 「医学研究」における研究交流をこの枠組にて支援することといたしました。

JST及びETHZは、「医学研究」に係る日本−スイス研究交流の課題の提案を募集します。 なお、日本側研究者は、提案をJSTに申請し、スイス側研究者は、提案をETHZに申請していただきます。 (日本側研究者に合わせ、スイス側研究者からETHZに同様の提案申請がなされない場合は、審査の対象となりません。)

(※)ETHZは高等教育と研究を担うスイス連邦の機関で、世界中の研究者にとって魅力的な場であり続けることを目標としており、 スイス政府からファンディング機能も委託されています。今回の募集もETHZはスイスの研究機関を代表して行っています。

戦略的国際科学技術協力推進事業の仕組み

■ 募集期間

平成21年9月1日(火)〜同年11月16日(月)午後5時

■ 募集要項

募集要項(PDF形式(452KB)) の前半は英語版(両国共通の正本)、後半は日本語版(参考資料)となります。

■ 支援の内容

研究交流課題が採択された場合、日本側研究者は3年間で1500万円程度の委託費をJSTから受け取ることができます。 (スイス側研究者はETHZが別に定める委託費を受け取ることができます)詳しくは募集要項をご覧ください。

■ 申請方法

日本側研究者は、府省共通研究開発管理システム(e−Rad)から申請します。 本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
本システムへは、
http://www.e-rad.go.jp/index.html
よりアクセス出来ます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、 申請様式(Word形式(179KB))をダウンロードし、記入して下さい。
(注)e−RadのWEB上での登録について
・研究目的:200字程度でお願いいたします。
・研究概要:200字程度でお願いいたします。
・申請様式:容量は3MBまででお願いいたします。

■ 本件に関するお問合せ先

独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部 事業実施担当 土屋、山村
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail : お問合せ先