独立行政法人 科学技術振興機構(以下、「JST」という)では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しております。本事業では、平成23年度にイスラエルと「脳研究」に関する研究交流の支援を行うこととし、課題を募集いたします。
本研究交流は、政府間合意に基づき、日本−イスラエル両国間において、募集分野における研究交流を実施することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
平成20年度にイスラエルと実施分野として「ライフサイエンス」につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、平成23年度はその中でも「脳研究」に関する研究交流課題の募集を行うことになりました。
JSTは、イスラエルの科学技術関係機関であるイスラエル科学技術省(Israeli Ministry of Science and Technology、通称MOST)と協力して、日イスラエル研究交流の共同支援のための新たな枠組を構築し、当該領域(脳研究 Brain Research)における研究交流をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、両機関が協力して、比較的小規模な共同研究(日本・イスラエル両国の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます)を支援することを予定しています。
JST及びMOSTは、当該研究領域に係る日本−イスラエル研究交流の課題の提案を募集します。
平成23年6月15日(水)〜同年9月5日(月) 9月12日(月)午後5時
募集要項(PDF形式:442KB)
(募集要項は正として英文、参考に和文を付しています)
研究交流課題が採択された場合、日本側研究者はJSTより3年間で最大1500万円の委託研究費を受け取ることができます。
イスラエル側研究者はMOSTより3年間で最大15万米ドルの研究費を受け取ることができます。詳しくは募集要項をご覧ください。
日本側研究者は、府省共通研究開発管理システムから申請します。本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
本システムへは、
http://www.e-rad.go.jp/index.html
よりアクセス出来ます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、WEB上から申請書類(Word形式:509KB)をダウンロードし、記入してください。
なお、日本側研究者にはJSTに、イスラエル側研究者にはMOSTに申請して頂きます。日本側研究者に合わせてイスラエル側研究者からMOSTに同様の申請がなされない場合は、審査の対象になりませんので、ご注意ください。
(注)e-radのWEB上での登録について
・研究目的:200字程度でお願いいたします。
・研究概要:200字程度でお願いいたします。
・申請様式:容量は3MBまででお願いいたします。
地震の影響で、e-Radでの申請が困難な場合は、下記までお問い合わせください。
独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部 山村、高杉
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail: