(*) A改訂；平成19年7月13日

戦略的国際科学技術協力推進事業

平成19年度　日本‐フランス研究交流課題の募集のお知らせ

独立行政法人 科学技術振興機構（以下、「JST」という）では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しております。本事業では、平成１７年度、１８年度に引き続き、平成１９年度もフランスと「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」に関する研究交流の支援を行うこととし、課題を募集致します。

■ 概要

JSTでは、政府間合意等に基づく重要課題に関する戦略的な国際科学技術協力を推進するため、共同研究、研究集会開催の方法を有機的に組み合わせて実施することにより国際研究交流の促進を図ることを目的とした、戦略的国際科学技術協力推進事業を実施しています。

平成1７年度においては、相手国としてフランスと実施分野として「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、平成１９年度も引き続き募集を行います。

「コンピュータサイエンスを含む情報通信技術」(Information and Communications Technology (ICT) including Computer Science)の研究領域では、例えば、以下のような研究を含みます。

• Quantum information processing (*)
• MOEMS/NOEMS/BioMEMS
• MEMS/NEMS for RF and millimeterwave communications
• Ubiquitous computing and network / Software architectures for distributed systems (*)
• Virtual reality (*)
• Information security (*)
• Robotics and artificial intelligence(*)
• Grid computing
• IPV6 and security

JSTは、フランスの科学技術関係機関である国立科学研究センター（Centre National de la Recherche Scientifique (CNRS)）のScientific Department of Information and Engineering Sciences (*) と協力して、日仏研究交流の共同支援のための新たな枠組を構築し、当該領域(ICT including Computer Science)における研究交流をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、上記機関が協力して、比較的小規模な共同研究（日仏両国の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます）を支援することを予定しています。

JST及びCNRSは、当該研究領域に係る日仏研究交流の課題の提案を募集します。なお、日本側研究者は、提案をJSTに申請し、仏国側研究者は、提案をCNRSに申請していただきます。（日本側研究者に合わせ、相手側仏国研究者からCNRSに同様の提案申請がなされない場合は、審査の対象となりません。）

■ 募集期間

平成19年7月13日 (*)〜平成19年10月1日

■ 募集要項

募集要項(**) （PDF形式(0.4MB)）

(募集要項は正として和文、参考に英文を付しています)

(**)7/13に「研究領域の例示の見直し」をしております。ご確認願います。

■ 申請方法

日本側研究者は、ＪＳＴの電子公募システムから申請します。ＪＳＴの電子公募システムを初めて利用する場合、トップページでユーザーＩＤを取得する必要があります。
電子公募システムへは、
https://puf.jst.go.jp/rqp
よりアクセス出来ます。申請の際、ＷＥＢ上に必要情報を登録するとともに、ＷＥＢ上から申請書類（Ｗｏｒｄ形式(0.2MB)）をダウンロードし、記入して下さい。なお、日本側研究者にはＪＳＴに、フランス側研究者にはＣＮＲＳに申請して頂きます。日本側研究者に合わせてフランス側研究者からＣＮＲＳに同様の申請がなされない場合は、審査の対象になりませんので、ご注意下さい。

■ 本件に関するお問合せ先

独立行政法人科学技術振興機構
国際部　事業実施担当　鈴木（寛ひろし）、大場
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail : sicpfr@jst.go.jp