イノベーションシステム整備事業

先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム

Creation of Innovation Centers for
Advanced Interdisciplinary Research Areas Program

研究開発

大学等と企業が、計画段階から対等の立場で連携し、将来的に我が国の経済・産業の国際競争力の強化に
寄与するような成果をもたらすことを明確に意識した研究開発を実施する。

平成20年度採択
 独立行政法人 産業技術総合研究所 『光ネットワーク超低エネルギー化技術拠点』
http://www.aist-victories.org

1
ダイナミック光パスネットワーク実証

現状のネットワークに比べて3~4桁小さいエネルギーで動作するダイナミック光パスネットワークのアーキテクチャを検討、要素技術を統合してネットワークの実証を行う。
社会的価値: 消費エネルギーに制約されずに高精細映像などの大量の情報をふんだんに利用できる持続的発展可能な情報化社会が実現し、経済・社会・生活が変容する。
経済的価値:超低エネルギー・超大容量を実現する新規ネットワーク関連市場が形成される。テレプレゼンスなどの高度な多種多様の応用が普及し、新規市場が形成される。
予想市場規模/予想達成時期:およそ1.2兆円/実施期間終了後10年後(国内)
これまでの成果:ダイナミック光パスネットワークに必要なノードの基本機能や構成についての検討を完了し、産総研キャンパス内にテストベッドの構築を開始した。コアノード3×3のレギュラー格子トポロジーで設計を進め、8K画素のスーパーハイビジョン映像をリアルタイムで伝送する大規模な実証実験を2014年10月に実施。
協働機関:日本電信電話㈱、 ㈱富士通研、古河電工㈱、 ㈱トリマティス、 日本電気㈱、 富士通㈱、 ㈱フジクラ、 ㈱アルネアラボラトリ、 住友電工㈱、北日本電線㈱


テストベッドの模式図

2
ネットワーク機器

ネットワークとストレージを統合管理する技術、多様な容量の情報に対応できるダイナミック光ノード機器、ネットワークの伝送路を最適化する技術の開発を行う。
社会的価値:新規ネットワーク機器の実現により全体構想が目指す持続的発展可能な情報化社会が実現する。
経済的価値:超低エネルギー・超大容量を実現する新規ネットワーク関連市場が形成される。
予想市場規模/予想達成時期:およそ1.1兆円/実施期間終了後10年後(国内)
これまでの成果:光スイッチや波長選択スイッチなどのダイナミックモジュールを利用し、多粒度多階層ノードシステムの基本動作を実証した。また、ノードシステムを効率的に制御するために中間制御インターフェースを定義し、種々/多数のデバイス・モジュールの制御を可能にする技術開発を進めている。
協働機関:日本電信電話㈱、 日本電気㈱、 富士通㈱、 住友電工㈱、 古河電工㈱、
㈱トリマティス、 ㈱フジクラ、 ㈱アルネアラボラトリ、 ㈱富士通研


多粒度多階層ノードの動態展示(産総研オープンラボ2013)

3
光パスプロセッサ

光パスをダイナミックに、波長レベルで切り替える波長選択スイッチ、ファイバレベルで切り替えるシリコンフォトニクスによる光マトリックススイッチを開発する。
社会的価値:新規のスイッチ群が実現することにより全体構想が目指す持続的発展可能な情報化社会が実現する。
経済的価値:低エネルギー・超大容量を実現する新規ネットワーク用の新規光デバイス市場が形成される。
予想市場規模/予想達成時期:1,000億円/実施期間終了後10年後(国内)
これまでの成果: 世界最小のPILOSS型8×8光マトリックススイッチの製作に成功し、基本動作および性能を確認した。
協働機関:㈱富士通研、 日本電気㈱、 古河電工㈱、 北日本電線㈱


世界最小のPILOSS型8X8光マトリックススイッチ