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先端計測HOME採択課題>平成20年度採択開発課題(要素技術タイプ)

平成20年度採択開発課題(要素技術タイプ) 開発継続中:10件


SPECT用分子イメージングプローブの開発
●チームリーダー/所属・役職
荒野 泰
千葉大学
大学院薬学研究院
教授
●参画機関
-
●開発概要
生きたままの生体の機能を画像で捉える分子イメージングは、病態の解明や高度な画像診断、治療法の決定、新薬開発の迅速化と効率化に大きく貢献します。本課題では、汎用性に優れたSPECTによる分子イメージングの推進を目的に、1価の配位子とテクネチウム-99m(99mTc)との混合配位子錯体の形成により、標的分子への高い結合親和性を有する多価の99mTc 標識プローブを与える基盤技術を構築します。

難易度の高いタンパク質試料の調製と標識技術の開発
●チームリーダー/所属・役職
大木 進野
北陸先端科学技術大学院大学
ナノマテリアルテクノロジーセンター
准教授
●参画機関
石川県立大学
●開発概要
ジスルフィド結合を持つタンパク質、リン酸化などや翻訳後修飾を受けたタンパク質、膜タンパク質など、従来法では調製が難しいタンパク質試料を簡便に大量調製する汎用技術を確立します。目的タンパク質の発現には、ウィルスをコードする遺伝子と植物細胞を利用します。

半導体バイオセンシング技術による1チップゲノム解析
●チームリーダー/所属・役職
坂田 利弥
東京大学
大学院工学系研究科
講師
●参画機関
-
●開発概要
半導体技術に基づく小型化・集積化電界効果DNA チップを作製することにより超並列DNA シーケンシングを実施し1チップゲノム解析を実現します。その実現により、主に研究現場では、増加するゲノム解析生物の網羅的DNA シーケンシングのみならず疾病などの個人差に関わる一塩基多型(SNP) 解析の高スループット化が飛躍的に促進され、さらに、小型・簡便な遺伝子機能解析システムの構築を目指します。

軟X線多層膜鏡の1Å精度波面補正技術の開発
●チームリーダー/所属・役職
津留 俊英
東北大学
多元物質科学研究所
助教
●参画機関
-
●開発概要
軟X 線を光源とする生体顕微鏡では、軟X 線の機能性から生きた細胞の内部を高分解能で元素コントラスト観察できます。しかし、現状では、結像鏡用の超研磨基板の形状精度限界1nm が結像性能を大幅に劣化させています。本開発では、軟X線の強め合いの干渉を利用した多層膜鏡で満たすべき形状誤差0.1nm を、独自に考案した多層膜表面デジタルミリング除去法で物理光学的に反射波面を補正する方法を開発し、軟X 線用の回折限界結像鏡を実現します。

ナノ構造制御LaB6次世代電界放射電子銃の開発
●チームリーダー/所属・役職
唐 捷
(独)物質・材料研究機構
材料信頼性萌芽ラボ
一次元ナノ材料グループ
グループリーダー
●参画機関
-
●開発概要
これまで、電界放射特性のよいLaB6 のナノワイヤー( 数10nm 径) などのナノ構造化に初めて成功し、ナノ構造LaB6 は電子源として従来にない高輝度、大電流密度、長時間安定性などの特性をもつことを明らかにしました。本課題では、LaB6 をナノ構造制御により、冷電界放射点電子源としての使用可能とし、最適化し、このことにより、次世代高輝度・高分解能電子銃を開発します。この電子銃開発により、電子顕微鏡などの電子銃を使用する計測・分析機器の性能は飛躍的に向上します。

高速電子常磁性共鳴イメージング法の開発
●チームリーダー/所属・役職
平田 拓
北海道大学
大学院情報科学研究科
教授
●参画機関
札幌医科大学
●開発概要
不対電子を持つ分子(フリーラジカル)を特異的に画像化する電子常磁性共鳴(EPR)イメージング法を、これまでの10 倍高速化する要素技術の開発を目指します。均一分布プロジェクション法と高速磁場掃引により、EPR イメージングの高速化を実現します。高速なEPR イメージングを実現すると、短時間で消滅するフリーラジカル分子の生体内での振る舞いを明らかにすることが可能になり、フリーラジカル分子が関与する疾病や生命現象の解明に貢献することができます。

顕微メスバウア分光装置の空間分解能向上
●チームリーダー/所属・役職
吉田 豊
静岡理工科大学
理工学部
教授
●参画機関
(株)アプコ
●開発概要
走査電子顕微鏡に組込み可能なメスバウア顕微装置の要素技術を開発します。マルチキャピラリーX 線レンズとフレネルゾーンプレートを結合した新しいγ線集光レンズを開発し、すでに開発した2次元位置敏感型メスバウア分光装置「顕微メスバウア分光装置」の空間分解能を50μm から100nm 以下まで向上させ、ナノメータスケールの極微細組織を有する新エネルギー素材の評価を可能にします。



高度光診断治療に向けた生体組織の光学定数計測技術開発
●チームリーダー/所属・役職
粟津 邦男
大阪大学
大学院工学研究科
教授
●参画機関
大阪大学(医学部付属病院)
●開発概要
高度光診断治療を実現するためには生体組織の正確な光学定数を決定する必要があります。このため、本開発では、光学定数算出に必要な透過率・反射率を正確かつ広帯域に測定可能な積分球分光分析技術、透過率・反射率から吸収係数・散乱係数を算出するプログラム、吸収係数・散乱係数を利用して細胞や生体組織の特性を定量評価するプログラムの開発を行います。本技術は光診断治療に定量的な概念を導入し、より安全な光診断治療を実現するための有力な要素技術となります。

スピン偏極イオン散乱分光
●チームリーダー/所属・役職
鈴木 拓
(独)物質・材料研究機構
量子ビームセンター
主任研究員
●参画機関
●開発概要
表面・界面の磁気構造の分析は、スピントロニクス開発などで強く要請されています。しかし、既存の分析法では表面敏感性や元素識別性の欠如により、この分析は困難でしたが、この分析を可能にする新手法として、偏極4He+ビームを用いるイオン散乱分光法(SP-ISS)を開発しました。本開発ではSP-ISSの要素技術である「偏極4He+イオン源」を開発してビームの高偏極化と大電流化とを同時に達成することで、SP-ISSの実用化に必要な測定感度を実現します。

GEMによる超高感度・大面積ガンマ線イメージセンサー
●チームリーダー/所属・役職
房安 貴弘
長崎総合科学大学
情報学部
准教授
●参画機関
東京大学
(独)国立文化財機構東京文化財研究所
サイエナジー(株)
●開発概要
現在、硬X線やガンマ線によるイメージングは、反応効率の低さから線源の大型化・強度化が避けられませんが、GEM(Gas Electron Multiplier) の発明により、高感度かつコンパクトなイメージング測定が可能になってきました。本開発では、GEM を用いた超高感度ガンマ線センサーと高密度実装システムLSI とを組み合わせることにより、大面積かつ高精度なイメージングを実現します。ポータブル非破壊検査や陽電子断層撮影(PET)などに使用できます。

高出力・広帯域波長可変レーザの開発
●チームリーダー/所属・役職
室 清文
千葉大学
大学院理学研究科
教授
●参画機関
●開発概要
光ファイバー増幅器励起用に開発された1W クラスの高出力半導体レーザをベースに、新しい外部共振器構成により、高出力・高コヒーレントで広帯域に波長チューニングが可能な小型レーザ光源を開発します。さらに、光コヒーレンストモグラフィー、蛍光バイオイメージング、高感度分子計測への応用に向け高速掃引技術、波長変換技術を開発します。

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