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科学と社会の関係深化

未来の共創に向けた社会との対話・協働2018年度更新

サイエンスアゴラ

今年で12回目を数えた「サイエンスアゴラ2017」(アゴラ=「広場」)(平成29年11月24日〜26日、テレコムセンタービル(東京・お台場地区))を開催した。今回のサイエンスアゴラでは「越境する」をテーマとし、社会課題に寄り添ったプログラム構成や若者の参加促進、各地との連携(後述)を意識した。その結果、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏の基調講演や、貧困・ジェンダー等の持続可能な社会と科学技術の関係を考えるセッションを多く企画し、若手からシニアまで参加する国際的な視点からの充実した対話の場を実現した。

一例として、サイエンスアゴラに継続的に参加しているふくしまサイエンスぷらっとフォーム(spff)の企画では、福島の課題について、参加者、特に中高生が対話に参加できる工夫が示されていた。本企画のほか、日本お笑い数学協会、東北大学東北メディカル・メガバンク機構、高専-長岡技大連携グローカルPJの各企画は、優れた科学コミュニケーションの工夫がみられるとしてサイエンスアゴラ賞を受賞した。

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サイエンスアゴラ2017の様子

連携推進

科学技術コミュニケーション推進事業では、「未来共創イノベーション活動支援」(様々なステークホルダーによる対話・協働を政策形成等へとつなぐ「共創の場」を構築する活動の必要経費等を支援)を行っているが、本支援採択機関の東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)が実行委員会事務局を務める「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017」の開幕行事として、「世界防災フォーラム前日祭〜災害に学び、未来へつなぐ〜」(平成29年11月25日、宮城県仙台市)を、「サイエンスアゴラ連携企画」として開催した。

当日は、国内外のフォーラム参加者や地元市民等約700名が参加。研究者、自治体首長、地元高校生が防災に関するパネル報告を行い、その後、報告者全体と会場を交えてのパネルディスカッションが行われた。登壇者からは、同じ「防災」というテーマでも異なる属性の取組は新しく知ったことが多く、自分たちの今後の活動へのヒントを得られたとの声が聞かれた。また参加市民も、多様な防災取組を一度に知ることができ有意義との声が聞かれた。

仙台でのこれらの様子を、同日開催のサイエンスアゴラ2017東京会場へライブ配信し、共有した。

世界防災フォーラム前日祭の様子
世界防災フォーラム前日祭の様子

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