プログラムについて

プログラムアドバイザー:田辺 孝二

プロフィール

プログラムアドバイザー:田辺 孝二
所属・役職
東京工業大学名誉教授

経歴等
1975年京都大学理学部卒、2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了、博士(学術) 。1975年‐2003年 経済産業省(通商産業省)に勤務、技術政策、情報化行政、アジア協力、統計行政等に従事。2005年‐2017年 東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授。 イノベーション、標準化戦略、未来創造思考などを研究・教育。
広島大学客員教授、イントロン・スペース株式会社取締役、株式会社リケン社外取締役、ビジネスモデル学会理事などを兼務。
著書:『東工大・田辺研究室 他人実現の発想から』(彩流社、2010年)、『事業再生のイノベーションモデル』(言視舎、2017年)など

プログラムへの期待

「科学技術イノベーション政策のための科学」研究開発プログラムは、科学技術イノベーション政策に必要とされるエビデンスを提供するための研究開発を実施するものです。

科学技術イノベーション政策には、①科学・技術・イノベーションを創出する基盤である産業・大学・公的研究所・政府等からなる科学技術システムやイノベーションシステムの整備に関する政策、②社会的課題を解決するために、必要な科学技術イノベーションを推進・活用する政策、の二つのタイプがあり、いずれも日本の未来を構築するために極めて重要な政策です。

現在の日本は、工業社会に対応する科学技術イノベーションシステムからの転換が不十分なまま、知識・イノベーション社会に対応する科学技術イノベーションシステムの形成という新たな課題に直面している状況と考えられます。まさに大胆な科学技術イノベーション政策の転換が必要な時代であり、エビデンスに基づく政策イノベーションが必要です。

多くの研究分野の方々からの新たな政策のためのエビデンスを生み出す研究開発の提案を期待しています。

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