ジャーナリストと
科学者の議論を
社会の議論に反映する方法を考える
気候変動、食の安全、新型インフルエンザ、そして原発や放射能の問題。科学がかかわる社会の問題は、ますます複雑さを増しています。科学とは、専門家が議論を重ねて正解を探していく営みです。ところが、社会で考えなければいけない問題には、科学だけでは今すぐ答えが出せない、しかし今すぐ何かの判断をしなければならない、という状況が生じることが多々あります。そこでは、科学の知識だけではなく、科学者の間でどう議論が分かれているかを把握し、問題のあり方を整理するジャーナリストの役割が重要になります。このプロジェクトでは、科学者と、科学を伝えるジャーナリストの間を取り持ち、サポートする機関を設立・運営しました。
研究プロジェクト「科学技術情報ハブとしてのサイエンス・メディア・センターの構築」
研究代表者:瀬川至朗(早稲田大学政治経済学術院 教授)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。