専門家や一般の人たちと
さまざまな意見を持ちよって
議論できる場をつくる
環境問題やエネルギー問題、食の安全の問題など、科学技術の関係する社会の問題が注目されるようになってきています。これまでは、研究者や行政の関係者など専門家と呼ばれる人々だけで議論し、科学技術の使い方を決め、政策をつくることが一般的でした。しかし、最近になって、一般の人と専門家、または意見や立場の異なる一般の人どうしで議論し、考え方を共有し、その結果を政策づくりにつなげることの重要性が指摘されつつあります。
このプロジェクトでは、そのような科学技術に関する議論の「場」の作り方について、実際に議論の場を試行しながら、総合的な研究をおこないました。
研究プロジェクト「市民と専門家の熟議と協働のための手法とインタフェイス組織の開発」
研究代表者:平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 准教授)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。