マネジメント[エッセンシャル版] 
基本と原則
P・F・ドラッカー
上田淳生/編訳
ダイヤモンド社 2001年
P・F・ドラッカーはオーストリア出身の経営学者であるが、「マネジメント」の発明者と言われており、本書は、同氏のマネジメントに関わる学術的集大成である。組織においてマネジメントを如何に機能させるか、目標の設定、達成方法、資源の活用から人材の活性化やマネジメントサイクルに至るまで全ての要素が含まれている。「工学」が目指す有形無形の品物・システムの創造は究極的には同氏の「マネジメント」の要素をすべて含んでおり、「工学」と「マネジメント」は本質において極めて近い存在である。地域マネジメントで考えるべき要素もすべて網羅している。
(那須清吾:高知工科大学社会マネジメントシステム研究センター センター長)