黒田プロジェクトがキックオフ・シンポジウムを開催しました。
2016年01月20日
黒田プロジェクトがキックオフ・シンポジウムを開催しました。5時間に及ぶシンポジウムには、省庁や地方行政、産科医、学校関係者、学生などおよそ140名が詰めかけ、随所で鋭い質疑応答が交わされました。
当日の議論の一部は、こちらで公開しています。⇒ キックオフ・シンポジウムでのご意見を公開します。
『養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築』キックオフ・シンポジウム
日 時 平成27年12月20日(日)午後12時45分~午後6時
会 場 JST 東京本部別館 1階ホール
会場の様子 | 会場の様子(ディスカッション) |
プロジェクト代表者 黒田公美(敬称略) |
第一部・第二部では、阿部彩氏(首都大学東京・教授)、安梅勅江氏(筑波大学・教授)、松平隆光氏(松平小児科院長/日本小児科医会会長)が、貧困問題や成育支援の課題など子どもを取り巻く現状についての講演を行いました。
さらに黒田代表を始め、プロジェクト内に設けられた4つのグループを代表して、松宮透髙氏(県立広島大学・准教授)、友田明美氏(福井大学・教授)、落合恵美子氏(京都大学・教授)、渡辺多恵子氏(日本保健医療大学・准教授)、水野紀子氏(東北大学・教授)が研究の分担内容を紹介。第三部では、児童虐待問題の最前線で活動する、上岡陽江氏(ダルク女性ハウス・代表)、中村正氏(立命館大学・教授)、山下浩氏(さいたま市児童相談所・参事)、中垣正通氏(子どもの虹情報研修センター)をパネリストに迎えてのディスカッションが開催され、最後は山田肇領域総括の挨拶で締めくくられました。