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マネジメントの現場から

2012年1月21日(土) 寺岡プロジェクトキックオフシンポジウム報告

 領域アドバイザーとともに奈良女子大学に平成23年度に採択した寺岡プロジェクトのキックオフシンポに参加してきました。
 寺岡プロジェクトでは、高齢者が営農をできるだけ長く続けられるための「らくらく農法」を開発し、高齢者の営農を支援するとともに地域の農業活性化を目標としています。具体的には高齢者にも使いやすく安全な電動運搬車の導入と、柿畑のユニバーサルデザイン化をすることで、高齢者になっても楽しく、楽に、そして安全に営農することができる農業方法の開発を目指しています。
 今回のキックオフシンポジウムでは、まず奈良県総合リハビリテーションセンター所長の宮内義純先生に「超高齢化社会を心豊かに「動く」ために」というタイトルで基調講演をいただき、その後、奈良県職員の方や下市町職員の方にそれぞれプロジェクトのフィールドとなる奈良県、下市町についてそれぞれ説明していただきました。シンポジウムの後半にはプロジェクトのメンバーと、協力者である下市町の方などでパネルディスカッションが実施されました。キックオフシンポジウムには100名近い参加者がおられ、プロジェクトへの関心の高さがうかがわれました。特に、フィールドである下市町栃原の住民の方々が多数来られていたことが印象的でした。
 次回は領域総括と領域アドバイザーでサイトビジットを実施し、下市町栃原がどのようなところかを実際に確認した上で、プロジェクトの目標や計画についてプロジェクトメンバーの方々と一緒に検討する予定にしています。



奈良女子大学で開催されました。

電動運搬車の試作機も完成しており、説明してもらいました。

パネルディスカッションでは
このプロジェクトに対する
関心について議論されました

シンポジウム終了後も多くの方々が交流されていました。


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